2024年8月

長いこと体調が微妙に悪くて一日中寝てるみたいな日も多かったんだけど、20日の満月を過ぎたら嘘のように元気になりました。急にスピリチュアルなこと言ってすみません。ついたちの内容がスピリチュアル過ぎるかもしれないしやたら長いので、よくわからなかったら読み飛ばしてください。

今月の気付きとして、私には「他人に優しく自分に厳しく、しかしその自覚はない(もっとかんばらなきゃと思ってそう)」みたいなストイックな友達が多いんだなと思って刺激をもらいました。まあでも頑張りすぎないで…。

 

8月1日

三軒茶屋のtwililightで行われたイベント、きくちゆみこ+淡の間『星のめぐりとわたしたち』に参加した。

きくちゆみこさんのエッセイ集『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』の出版記念の企画。エッセイにも登場する占星術師の淡の間さんとお二人で、エッセイの話やきくちさんの星読みをするという内容だった。昨年12月に開催予定だったんだけど延期になっていて、やっと開催されて嬉しい。

きくちさんのことは、昨年twililightで開催された『シナモンロール・ホームパーティー』というイベントで知った。金井冬樹さんときくちさんが共同ホストで、参加者みんなで車座になってシナモンロールを食べながら打ち明け話をするという、変わってるけどあったかいイベントだった。エッセイ集にもその日のことが書いてある。「話し下手なくらいが聞き手は前のめりになってくれる。会話って一方的なものではないよね」という話をしていた参加者がいて、話し下手の自覚ありの自分はすごく救われて、印象的な夜だった。その時きくちさんは私の隣の席に座っていて、拙い私の話を私の顔を見ながら真摯に聞いてくれて、すぐファンになってしまった。淡の間さんもその時話題に上がって、金井さんもきくちさんも懇意にしている占星術師ということだった。私も気になったので、その数ヶ月後に占ってもらい、かなり元気づけてもらった。2023年の生きる糧になった。

 

『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』は素晴らしい本なので、またの機会に感想とか書ければと思う。イベントでは「だめをだいじょぶにしていく」過程について占星術を交えて語っていてめちゃくちゃ感銘を受けた。

きくちさんは長年ZINEを制作していて、文章を綴ることで自分の人生やコンプレックスと向き合い、書くことが自分にとってのセラピーになっていたけど、自分の文章を他者に読んでもらうことで、だんだんと自分だけでなく他者にも作用するようになったという趣旨のことを語っていた。

淡の間さんはこれを受けて、小惑星のカイロンについてのお話をしてくれた。カイロンは魂の傷を表す星であり、カイロンが示す負い目を自分が克服した時、他者への癒しになるそう。きくちさんはコミュニケーションを表す双子座のカイロンがキャリアを表す10ハウスに入っていて、書くことで見つけたセラピーが誰かの傷を癒し、キャリアにもつながっているということだった。

「今まで人との関わりを避けてきた。本心ではしたいと思っていたけど、そんな人間じゃない…と思ってやってこなかったことが“人と居たい”ということだった」というようなことを言っていて、グッときてしまった。

ちなみに私がブログを書けないでいる間に、きくちさんが新しい連載を始めていた!『人といることの、すさまじさとすばらしさ』という連載。ここから見られるはず。イベントでも「私が私をすることのすさまじさとすばらしさ」という言葉を発していて、人がその人らしくいること、その人らしくいながら他者とどうにかやってくことってほんとすごいことだなと思う。

 

イベントの後、気になって調べたら、私のカイロンは乙女座で7ハウスに入っていた。乙女座は完璧主義を表していて、7ハウスはパートナーシップを表しているらしい。つまりは異性との関わりの中で「自分はいつまでも未熟だ」と自己批判を繰り返してしまう、というのが私の魂の傷らしい。克服するには、自立して他者と対等な関係性を築き、できないことではなく、できることに目を向ける必要があるとのこと。

心当たりありすぎて笑った。「自分の生活や収入が安定していないと、パートナーに金銭的に依存したり卑屈になったりして結果ナメられる。ナメられると歪んだパワーバランスが生まれる」と過去スマホのメモにも書いていたし、「自立して自分に自信を持たないと対等なパートナーシップを構築することは難しい」と常々考えていたので、めちゃ納得感ある内容だった。あと8ハウス天秤座のジュノーも「対等な人間関係じゃないといやだ、ナメてくる奴はころす」感がある小惑星も調べてみると面白い。自分の課題が自分で分かっていたことにちょっと誇らしい気持ちになった。

サビアンシンボルの話もあったので、自分のも出してみた。こうやって見ると他者とのかかわりが大事な人間な気がしてくる。心身ともに一体化したくて恐る恐る他者と繋がろうとしてるの健気でウケた。プログレスの太陽が双子座に入っているので、コミュニケーション頑張ってみようかなと思えますね…。まだまだ良くなりそうなシナジー

アセンダント : 水瓶座30度「アーダスの咲いている野原」何ものにも捉われず、自由に軽々と生きていく

太陽 : 牡牛座6度「渓谷にかけられる建設中の橋」人を見て己を知る。試行錯誤しながら相手と繋がる

月 : 蠍座4度「火のともったろうそくを運ぶ若者」心身ともに一体化できる信頼できる相手と共に生きる

カイロン : 乙女座3度「保護をもたらす2人の天使」秩序や調和を大切にする。自分が選んだことへの確信

プログレスの太陽 : 双子座5度「過激な雑誌」人の興味を引くようなインパクトのある言葉を使い刺激する

イベントの冒頭、アイスブレイク的に来場者全員に聞かれた「今日見た美しいものは?」の問いに私が回答した、会場の下の階にあるカフェ・二コラで食べたイサキと万願寺とうがらしのパスタ。美味しいうえに美しい。今度はデザートも食べたい。

 

8月4日

体調不良により気が滅入っていたので、胃腸の調子が良い日は思い切り美味しいものを食べようと思っていた。そしてその時が来たので、東京駅の米沢牛黄木で米沢牛ローストビーフ重定食を食べた。肉の脂って脳に直接作用してくるよね…。美味しかった…。贅沢をしてかなり満足した。

化粧品店で購入しようとした商品がショッパーに入っていなかった

2024年7月 - 毎日がゴールデンウィークだったらいいのにな

双眼鏡をライブ会場に落としてきた

2024年7月 - 毎日がゴールデンウィークだったらいいのにな

先週のやらかしの尻ぬぐいをするためにライブ会場や化粧品店に行った。ついでにシャネルで口紅も買った。が、なんとなく思い立って調べたら、シャネルはイスラエルに加担してる企業だと気づいた。もやもやしたので、代わり?と言ってはなんだけど少額募金した。戦争いつ終わるんだろう。

フジファブリック20th anniversary SPECIAL LIVE at TOKYO GARDEN THEATER 2024『THE BEST MOMENT』に行ってきた。

チケットを取ったのは活動休止が発表されるよりも前で、「周年ライブだし久しぶりに行ってみるか」くらいの気持ちで応募したんだけど、結果的にこのタイミングで観られてすごくラッキーだった。

最初スクリーンでライブの様子やMVなどバンドのこれまでを振り返るような映像が流れてたんだけど、志村がいた頃と聡くんボーカルになってからが同列で扱われている感じがあって良かった。亡くなった人は特別になってしまいがちかなと思うけど、現在進行形のバンドってことが表れてる気がしていいな~と思った。

途中で数曲、バンドの演奏に志村のボーカルを乗せて披露していて、はじめの『モノノケハカランダ』は大丈夫だったけど『陽炎』で感極まってちょっと泣いてしまった。バウムクーヘン』は志村のデリケートな感性が表れた歌詞でこれも泣ける。若者のすべて』はさすがに泣かせにきすぎてるよ~と思ったけど、無かったら無かったで「え?」ってなってただろうから納得することにした。後ろで流れる映像を観て、生で見たことはないけど、志村って本当綺麗な人だったんだなあと思った。

『星降る夜になったら』が好きな曲なので生で聴けて良かった。終盤で叩きこなす大地くんスゲー。ていうか伊藤大地星野源と浜野謙太と田中馨野村卓史がいたSAKEROCKって改めてやべーな、と横道に逸れたことも考えてしまった。

山内総一郎という人間を思う時に私が思い出すのは、入籍した時に平岩紙が「純粋なものと共鳴できる綺麗な方だと思っております」と形容していたことなんだけど、もちろん聡くんだけの力では無いとはいえ、ここまでフジファブリックが続いてきたのって聡くんの人徳のおかげも結構あるのではないかなーと感じる。そんなフジファブリックのこと詳しくないんですけどね…。

活動休止は驚いたけど、ライブを見た感じ後ろ向きな理由には思わなかったから、またいつかやろうという気持ちになってくれたらな、またライブ観たいなと思いました。

別々の席だったけど、友人も来ていてライブ終わり一緒にごはんを食べた。デニーズのフレッシュ桃のふんわりショートケーキ、写真だとなんじゃこりゃだけど美味しかった。

「見切れ席が発生することがわかっているのに見える席も見えない席も同じ金額でチケットが売られることが耐えられない」「ロイヤルホストに行きたいのに気軽に行ける立地に無い」みたいな話をした。共感しかない。一人で行動するのも楽しいけど友人と会えるとスペシャルな気持ちになるな〜と噛み締めて帰宅した。

 

8月10日

AMH検査を受けた。会社の福利厚生により無料で受けられたので。周囲の人から不妊治療の話とか聞いて、自分の体のことを知る機会を増やした方が良いような気がしたのもある。にしたんクリニックのグループって不妊治療とかもやってるんですね。

採血してもらい、数十分くらいでサラッと終わった。簡易検査ではあったけど、とりあえず病気の可能性などは特になさそうで安心した。

結果を待っている間、友人が貸してくれたイ・ランの『私が30代になった』を読んでいた。1周読んで「手元にあったら嬉しいだろうな」と思って自分でも買うことにした。いつでも会える友達みたいな存在になりそう。

これが30歳のリアルだよね~とちょっとホッとする。なんかまだ全然こどもの気持ちでいるのに平気で30年生きてるからやばいよ、でもそれでいいんだ…と安心できた。それに30歳になった年に「この本を貸そう」と思ってくれた友人が居ることが既にもういい感じだな。

昼食はロイホへ。シンガポールフェア目当てだったが、お盆期間中は販売休止していた。無念。ゼロの状態で自己と向き合い、一体何が食べたいのか、何を食べれば満足できるのかを時間をかけて考える。ビーフジャワカレーという回答に行きついた。

初めて食べたのだが、え?美味すぎだろ…。もうカレー食べに神保町とか行く必要なくないか?衝撃的に美味いですね。カレーはもちろんなんだが、チャツネと福神漬けが美味すぎる。ロイホはコスモドリアがお気に入りだったのだが、ビーフジャワカレーが一番好きなメニューになりそうな勢い。

マンゴー&カスタードプリンパフェ~ひまわり~も注文。マンゴーの南国フルーツ特有の青い爽やかをまとった濃厚さ、プリンと生クリーム、アイスクリームのもったりした味わいのコントラストがエグいすね…。そこにパッションフルーツソースの酸味が効いてくる粋な演出…かなり良かったです。

 

午後は国立近代美術館でTRIO展を鑑賞。

パリ市立近代美術館、東京国立近代美術館、大阪中之島美術館のコレクションから、共通点のある作品でトリオを組み構成するというちょっと変わった展示。ピカソマティスシャガールバスキア草間彌生藤田嗣治などなど、名だたる作家の作品が並んでいて見応えがあった。

このような感じ↓で3つ並べて展示してある。

回顧展に行ったデ・キリコブランクーシの作品も隣合って展示されていた。第3章「夢と無意識」の展示作品がどれも幻想的で好きだった。

特に印象に残っているのは、「よし次の作品に移るぞ」と隣の部屋に移動しようとした時に、萬鉄五郎の『裸体美人』が挑戦的な眼差しをまっすぐこちらに向けてきた瞬間で、これは狙ってこういう配置にしたんだろうな〜というのが伝わってきた。作品の選出はもちろんなんだけど展示方法もすごい大事だよなと思うので、遊び心が見えるのはなんか嬉しいです。

絵画だけでなく写真や彫刻、映像なども展示してあって、映像作品のジュリアン・ディスクリ『Marathon Life』、百瀬文『Social Dance』もかなり良かった。前者は男の苦悩、後者は女の苦悩という感じで、対比するように展示されているのがいいなと感じた。

Marathon Life』は男性が走ってる映像に、男が物心ついてから死ぬ瞬間までのモノローグの音声がついていて、人生をマラソンにたとえるのはありがちだけど、各年齢の独白がリアルすぎて胸にウッと来た。小さい頃の記憶が車の後部座席なのわかるな〜と思った。あとまったく予期していなかった別れとかもあるな〜と感じた、だいたい全然気づかないうちに関係性って終わっていて切ない。映像の途中から最後まで観て、そのあと最初から途中までを観て…という順序で観たので、オチを知ってる状態で前半を観てるから途中のところにくるにつれ「あ〜…😭」になった。

『Social Dance』は耳の聞こえない女性と聞こえる男性のディスコミュニケーションについて描写していて、こちらも女をスンとさせる男の造形がリアルすぎてウッとなった。こういうつまんないこと言う人いる〜。手話で会話が展開されるんだけど、男が女の話を遮る時に手話する手を強引に押さえつけていて、他者から言葉を奪う残酷さを視覚的に表現していて暗い気持ちになると同時に作家スゲーと思った。

 

そもそもそんなに混んでいなかったのもあるが、お客さんの多くがそれぞれの作品を見比べるために壁から離れたところから鑑賞していたので、ぎゅうぎゅうしていなくて見やすかった。自然と3つの作品を見比べようと絵画との距離が遠くなるので、絵画らしい眼差しを取り戻すことができて良かった。

近距離からまじまじ観るのももちろん良いんだが、最近展示を観に行くと絵が密集しすぎているし、写真を撮ろうと客が絵の近くを陣取ったりしててゆったり観られないことが多い気がしていたので、そういう面でも満足。

距離を少し取って観ると、作品と対峙している感じがより出てきて心地いい気がする。遠くからゆっくり素晴らしい作品の数々を楽しめる良い展示だった。

 

本日のメインイベント、友人とともに巣鴨のシリンゴルでモンゴル料理を食べつくす。

友人がLINEで「夏の暑さを吹き飛ばそう!モンゴル料理を食べようの会」のお誘いをくれた時はコンセプトが良すぎて圧倒されました。

予約時に「どうせなら脳みそまで食べたいね」となり最も攻めたメニューのコースを注文。もう食えんよというくらい羊の臓物を食いまくった。もうしばらく羊の臓物は大丈夫です。羊の臓物を食べる機会はなかなか無いので安心。

8月が誕生日の友人に今年の抱負を聞くと、「仕事でかかわる外国人と上手くやっていくこと」と言っていて偉かった。海外に本社があって仕事のやり方が違いすぎて大変らしい。

「最近眠りが浅くて5時くらいに一度起きてしまう」と悩みを話したら同級生の2人も同じ状態らしくて年齢的なもの…!?となった。運動不足が良くない気がする。ちゃんと運動をしよ〜

 

8月11日

金井冬樹さんの展示を観に原宿ハラカドに行ってきた。

ついでにHealthyTOKYOでCBDグミを購入した。これで眠り浅い問題に終止符を打ちたい。

昼食はbeet eatで。喜多見の店舗にずっと行きたいと思ってるけど行けてない。この店舗はフードコート形式なのだが、待ってる間に試食したCBDグミが効いてきてあくびが止まらなかった。

梅干しポークキーマカレーとエビのあいがけを頼んだ。美味しいけど店の本質には触れてない気がする…。もっとbeateatらしいジビエっぽいメニューを出してる時に来たい。

目当ての個展「Handmade Heaven(手づくりの天国)」へ。弔いを連想させる過去作と、原宿の土地に根付く、自分だけのファッションを追求するDIYカルチャーにヒントを得て「天国を自分で作るとしたら?」をテーマに、新作を追加して展示していた。

上の写真はその新作で、フランスの哲学者のシモーヌ・ヴェイユの言葉を引用しているとのこと。ほかにもりゅうちぇるが亡くなった時に制作された『十字架上のBE KIND』という作品もあって、分断や差別について考えさせられた。天国には分断は無いのかな?あったら嫌すぎるけどね…。どうにか地上を天国に近づけるよう努力したいものですね。

パレスチナ支援グッズとして売られていたパッチも購入。怒りと悲しみの表情がかわいらしくもあり共感もあり。

ハラカドは変わった商業施設だなーと思ったけど、外国人観光客をはじめ色んな人がいて、気まぐれに展示を覗いていってて、偶然の出会いがありそうでいいバイブスを感じた。

 

8月12日

父に誘われて映画館へ行き『怪盗グルーのミニオン超変身』を観る。BGMが80年代くらいの洋楽が多くて良かった。でも虫が苦手なので敵キャラのビジュアルが結構キツかった。シュガー・ラッシュもキツかったんだけど海外では虫ってそんなに嫌悪感無いんでしょうか?子供の頃トイザらスムシキングのお弁当箱売ってて「食器に虫て」と思ったことあるんですけど私の感性の器が小さいのかな?

 

夜は友人たちとオンライン飲みをした。

「飲み物が好き」「睡眠が人生のテーマ」などの話題で盛り上がった。

まっすぐ真面目なメンツが揃っていて、「みんな仁義があるからヤクザだったら偉くなれるね」という話になってウケた。不器用ですから。この都会は戦場だからみんな傷を負った戦士。ソルジャー。んなことよりお前の方は元気か?ちゃんと飯食ってるか?

あと「全員“先導する人を信用してない人たち”で、先導する人を信用する人たちからすると我々を誰かが先導してると思ってるのだろう」という話興味深かった。一人ひとりが指示を受けることなく自らの戦いのために立ち上がる兵士。私の友人たちってアウトサイダーの集まりなんだなと感じた。

 

8月21日

妹と下北沢で『シソンヌライブ[treize]』を鑑賞。生で観てみたかったのでチケットを取ってくれた妹に感謝。

めちゃくちゃ面白かったし沁みました。基本くだらないんだけど、人と人の出会いにまつわるままならなさが通奏低音的に描かれてる感じがしてグッときた。最後ちょっと泣いた。あと私はじろうの女装が好きだ…。来年の青森公演行きたい。

来る時に雨が降りそうだったけど、終わって外に出たら雨上がってた。後からSNSを観たらゲリラ豪雨でマンホールが吹き飛んだり駅が水浸しになっている場所もあったと投稿されていて驚いた。最高の形で雨宿りできてめちゃラッキー。

ネタを見てたらどうしてもトンカツが食べたくなったのでかつ良へ。ヒレかつ一本揚げ定食、めちゃくちゃ美味しかった…おろしポン酢で食べるのと、しそご飯と一緒に食べるのが最高だった。

20代半ばの時は人生がだんだん良くなるなんて信じられなかったけど、人生ってだんだん良くなることもあるんだってとんかつ食べてたら思った。そして今は人生のいい時。食にインスパイアされすぎてるな。

 

8月24日

バンド練をした。先月餃子を食べながら「バンドやろう」と話していたのが実現した。

餃子屋で話したAちゃんはずっとドラムを続けてるんだけど今回はベースにチャレンジしてもらい、Bちゃんはボーカル、Cちゃんはブランクがあるけど経験のあるドラムをお願いした。

Cちゃんが「全然上手くできないよ〜」と弱気になっているところを、Aちゃんが「大の大人がチャレンジしている姿を見せること自体が目的だから、上手くいかなくても一石投じたことに意味がある」と言ってくれて、餃子屋でちょっと話しただけなのに、Aちゃんと完全にコンセプトを共有できていたことにちょっと感動した。一石投じ屋さんとしてがんばるぞ。

Aちゃんがドラム講座も開講してくれて、すごくわかりやすくて(足を上げるのも1拍として数えるといい、とか)目からうろこで良かった。

Bちゃんとは会って話すのが久しぶりだったんだけど、まじめでしっかりしていて正しいことしか言わないのがめっちゃよかった。Bちゃんが上司に対し「会社に対して愛着を持つのと会社の言うこと全部聞くのは違うと思います」というようなことを言ったらしくて立派すぎた。

Cちゃんの「遊ぶ時間が短すぎないか?」という問題提起もよかった。余暇の時間がなさすぎるので、家事をすべて放棄して遊んでいたら寝る時間が少なくなってしまったらしい。なので今年は睡眠時間をしっかり確保することが目標とのこと。

バンド練習は機材の音の出し方がわかんね〜みたいなことでモタつきながらもなんとなく形になり、めっちゃ楽しいじゃ〜ん!と思って終了できた。今後何度か練習でみんなと会えるのも嬉しい。本番までがんばる。

夜はまた別の友人とごはんを食べた。今後すごい混みそうだから今回は店名を明記しないスタイルで行こうと思います!写真から感じてください。自分のイメージする東京カレンダー的なお店だったので緊張した。黒いシンプルなワンピースとかで行かなきゃいけない店だった気がするんだけどギター担いでTシャツチノパンで行ってしまいました。まあそれはそれとしてとても美味しかった。めくるめかせていきたい。

 

8月31日

キッチンABC西池袋店でオリエンタルライス&黒カレーを食す。『黄金の定食』で見てからずっと食べたいと思っていたが、池袋に行く用事が無さすぎて延び延びになっていた(池袋の駅の構造が息苦しくて苦手でなかなか足が向かない)。オリエンタルライスが本当に美味い。黒カレーも後からスパイシーさを感じられるけど、からすぎなくて美味しい。量が多いのかなと思ったけど余裕でいけた。ハンバーグなどの別メニューもまた食べに来たい…。

友人たちとシネ・リーブル池袋で『劇場版カードキャプターさくら』のリバイバル上映を鑑賞。クロウカードやらさくらカードのセットを買ってレリーズしていた幼少期が懐かしい。映画館は同年代女性でいっぱいだった。以前、六本木でカードキャプターさくら展をほかの同級生の友人たちと観に行ったんだけど、同い年くらいの人は大方影響を受けてるんじゃないかなと思う。

映画は25年前の作品とは思えないくらい作画が美しすぎて何これ…とビビる。たぶん昔にも観ているはずだがストーリーをまるで覚えてなくて「こんな結末なのか〜」と新鮮な気持ちで観られた。

鑑賞後は珈琲専門館 伯爵でお茶をしながらおしゃべりした。「最近のスマホはサイズがデカいのしか売ってなくて納得できない」「ドラァグクイーンのディナーショーは一見の価値あり」といった話で盛り上がった。私もドラァグクイーン観に行くぞと決意した。