自分の誕生日会を自主開催した話

30歳になったので、記念に誕生日会を自主開催した。

去年友達が自分で誕生日会を開いていてとても素敵だったので、それに倣う形。

実際やってみたら「なんでみんなやらないんだろう」と思うくらい楽しかった。

こんな準備をして当日はこんな感じだったよというのを記しておきます。みんな誕生日会をやろう!

 

【準備】
  • 当日何をするか決める

まずは何をするか決めないと始まらないのでここから考えた。「寿司を握りたい」「カレーを振る舞いたい」「カラオケがやりたい」「タロット占いがしたい」「自分で作ったプレイリスト流したい」など案を出す。これにより、キッチンとカラオケとしっかりめのテーブルとSpotifyを繋げられる環境がある会場で開催するイメージを具体化していった。

当初は公園でドデカピクニックとかもいいなと思っていたが、4月は天候が安定しないのでレンタルスペースを借りて屋内でやるべきだなと考え直した。晴れやすい月に生まれた人なら楽しそうだから屋外開催良いと思います◎

  • やりたくないことも決める

細かいお金の計算と力仕事だけはやりたくないと思ったので、会費はきっかり1,000円にして、ドリンクは各々持ち寄ってもらい、プレゼントは持ち込み禁止にすることにした。結果かなり楽だったので、この過程が重要だと思われる。

  • 人数のあたりをつける

誘いたい人の顔を思い浮かべてみたところ20人くらい居たので約20人キャパで会場を探した。

  • 日程を決める

誕生日当日は平日だったので、誕生日に近い3連休の中日に開催した。内容にもよるが、前日は準備に奔走することになるし、翌日は疲れで1ミリも動けなくなるので、やるなら3日以上の連休の中日が絶対におすすめです。

  • 会場を決める

20人ほどのキャパでちゃんとしたキッチンとカラオケが両立した会場を探すのは困難を極めたが、えーいと決めた場所がとても良くてラッキーだった。夜にダイニングバーとして営業しているお店を昼の時間帯に間借りする形。キッチンの写真がレンタルスペースのサイトに載ってなくて賭けだったけど、Googleマップのレビューとかを見て「フード出してる店なら大丈夫だろう」と判断し、結果正解だった。

Spotifyのプレイリストを流せるかも不安だったけど、お店に設置してあるFire TV Stickが使用可で、かなり自由に使わせてもらってありがたかった。せっかくだからと会場下見の際にカレーとビールを頼んだら美味しかったので、客としてまた来たい。

  • 開催予告、人数確定、アンケート実施

開催の1か月前くらいから友達に日程のお知らせをし、来られる人の人数を把握していった。寿司ネタをどうするか迷ったのでGoogleフォームでアンケートを作成して参加者の方々に答えてもらったのだが、近況や私に期待することも聞いたらラブリーな回答を得られたので、アンケートをしてみるのもおすすめです。

  • 必要なものを購入・貸してもらう

当日やることが固まってきたら必要なものを洗い出し買い出しをする。カレーを入れるホーローの保存容器や混ぜ寿司を入れる容器などは新たに購入した。これでいつでもケータリングができるぜ!友人からはクーラーボックスや炊飯器、電気ケトルなどを貸してもらった。加えて何人かにお願いし、当日少し早めに来てもらい準備を手伝ってもらうことにした。人に頼ることも大事だなと実感した。

  • フライヤーとタイムテーブルを作る

Adobeを駆使してイベントのフライヤーとタイムテーブルを作成した。ワイがDIYライオットガールや!素人でもなんとなく良いものができるのでAdobeって本当にすごい。

タイムテーブルを考える過程で、来てくれた人全員とちゃんと話せない気がしてきたので、少しでも1対1の時間を作るためにチェキ会も開催することにした。それでも時間を持て余す人がいる予感がしたので、ブログのURLをQRコードにして印刷して壁に貼って、見たい人には見てもらう形にした。当日は分身しないと回らないくらいバタバタしたので、そういう工夫もやって正解だったと感じる。

  • プレイリストを作る

ここ数ヶ月〜1年くらいで聴いてた曲を中心に、パーティーぽさや企画との相性、来てくれる友達の趣味などを加味して作成した。開催の2か月前くらいから大枠を作っていたけど、日程が近づくにつれその時の気分と合わなくなってきて何回か作り直したので、直前にバーッと作った方が良かったかも。会場にはプレイリストにアクセスできるQRコードを印刷して壁に貼った。プレイリストはコレ。当日曲に合わせて自分の名前をコールしてもらったりしてテンション上がった。

  • フードを仕込む

大事な友達に不味いものを食わせるわけにはいかねえ…と、当日までに何度か練習で作って自信が持てるものだけを提供した。お品書きは握り寿司、いなり寿司、鮭と青じその混ぜ寿司、鯖缶トマトカレー。カレーは特に美味しくできて、友人数人からレシピを尋ねられた。稲田俊輔氏のカレーレシピは簡単なものが多くて本格的で美味しくて激推しです。

 

【当日】

当日は今年一番の暑さになり、来てくれた友人から「天気も祝福してくれているね」と言ってもらえるくらいのいい天気だった。

屋内とはいえ天気がいいのはありがたかったが、食材が悪くならないか心配になった。生ものの提供があったので特に気を使ったのだが、気温が高くなる可能性がある場合はしっかり温度管理するのが大事だなと思った。

前日にカレーの仕込みをして持ち物を揃え、当日は5時起きで寿司の仕込みをした。時間に余裕を持ったつもりだったが、用意が全然間に合わず予定より会場入りが遅くなってしまった。友達に手伝ってもらったおかげで、どうにか人が揃う頃には準備が整った。空調の設定がよくわからなくて苦労したが、これも友達が調整してくれてめちゃくちゃ快適になった。友達がいないと何もできません。

「今日お寿司食べれるから昨日寿司我慢した」という人と「昨日お寿司食べた」の人どっちもいてウケた。フードのクオリティに満足してもらえるかドキドキしていたが、グルメな人に「全部抜群に美味しかった」と言ってもらえたので自信が持てた。

段取りが悪くて朝からあんまり食べていなかったので、寿司を振舞った後にまかない的に残ったものを食べていたら、その間に有志の皆様が片づけをしてくれて、食べ終わる頃には食器洗いや持ってきたものの整理が終わっていた。更に、ゴミを持ち帰らないといけなかったのだが、参加者がみんな率先してゴミを持ち帰ってくれたので、私が持ち帰るゴミが無い状態になって「!?」と思った。みんな育ちが良すぎないか?

結論として、いい誕生日会にするにはいい友達を呼びさえすればいいということだと思う。結局人なんだな~

 

【感想】

好きな人だけを呼んだので、会場が右を見ても左を見ても好きな人しかいない空間になりかなり幸せだった。しかも「おめでとう」とか言ってくれるのでヤバい。みんな思い思いの方法で愛情を伝えてくれて嬉しかった。

フライヤーに「手紙が欲しい」と書いたら、手紙を持ってきてくれた人が何人かいて嬉しかった。友達が自主的にポストカードに参加者全員から一言ずつ書いてもらったものを渡してくれて、それもとても素敵だった。手紙って本当に良いですね。感情が乗ってるし、字体から書き手を連想させて擬似的に会っている感じがするので逆に未来を感じる。言葉ってすごい、言葉にならないすべてもすごいが言葉ってすごい。

宝物すぎて独り占めした方がいいかもしれないけど、私のことを「めちゃくちゃ社会性があるやさしい山犬」とたとえてくれた方がいて、わ〜!なにそれめっちゃかっこいいと思った。私の死後発掘されて名文として世に発表されてもおかしくないくらい素晴らしいです。

誕生日会の後も手紙をくれる人が何人かいて、「あの時こんな気持ちだったんだ」「こんなに私のこと覚えてくれてるんだ」と驚きと感動があった。私は過去のことは正直ほとんど覚えていなくて恨みとか許せないことばかり記憶してしまうので、誰かと過ごした瞬間の感情とか誰かからしてもらって嬉しかったこととか、これからはちゃんと覚えておきたい。


参加者が口を揃えて「知らない人も居たけどみんないい人だった!」と言ってくれてあったかい気持ちになった。それはあなたたちひとりひとりがいい人だからそうなってるんですよ~という感じ。

「いい人だけ選んで友達になってるから友達少ない」って思い込んでたけど、「いい人との縁を切らさないようにしている」だけでそれは友達の多寡にはあまり影響していない、というか友達結構多いのかも?と思った。

体感としては大成功で、それを「あなたの人徳のおかげだよ」とか言ってもらってしまい、"And in the end the love you take is equal to the love you make"という歌詞を思い浮かべた。

30歳を迎えた時のブログでは「人から何か欲しいとかしてほしいとか思わない」と書いたけど、書いた直後から「"何かしてほしいと思わない"ということより"人に何かしたい"と思うかどうかが大事なのでは?」と思っていたので、今後は益々与える女になっていきたい。僕の愛している人よ〜

 

急に視力が上がったかのように周囲の人からの愛情をはっきり感じられるようになった気がする。ちゃんと行動したり言葉にしたりしたのが良かったのかもしれない。普通に生きていると周囲の人のありがたみを実感するのって難しいと思うので、こういう機会を持てて貴重な体験になったなと思う。

一人2貫ずつとは言え20人近くの方に寿司を振る舞い、タロット占いした人は告白に成功した(その後すぐ別れちゃったらしいけど)ということで、寿司職人や占い師として確かな実績を作ることができ、自信に繋がった。特技の無い人間だと思っていたけど、寿司とタロットは特技として主張していこうと思う。結構大変なので頻繁にはできないけど、次は35歳の時とかにまたパーティーを開きたい。みんな誕生日会をやろう!

2024年4月

空気階段の『東京』ってコント、出てくるワードに心当たりありすぎて私信かと思った。

4月は自分の誕生日会を自主開催した。慣れないことをして疲れたけど企画して本当に良かった。友達少ない方だと思ってたけど、自分の誕生日会に20人くらい集客できる人間が友達少ないはずなかった。私人気者だった。来てくれた人本当にありがとう。呼べなかった友達も好きです。

ひと仕事終えたので、もう今年は終わったものとして年末までスローペースでいきたい。やり切りました。お疲れ様でした。

 

4月5日

カナダ留学中のゼミの同期の女の子が一時帰国したため、ゼミ生で集まって飲みに行った。

2年前に成田空港に見送りに行ってから会えていなかったから、元気そうで嬉しかった。月並みなことしか言えないけど、海外の知らない土地で一人で頑張っているのってすごいことだと思う。

久しぶりの再会ではあったけど感傷に浸るでもなく、いつも通りの飲み会でそれが心地良かった。ひとりがおすすめのマッチングアプリを紹介してくれた瞬間に独身男性陣がハイエナのように食らいついていて笑った。

来ていた人の中で唯一既婚者の男の子とtimelesz(旧Sexy Zone)の新メンバーオーディションについて話し合った。「パパアイドルとして"金曜日は家族デーなので撮影行けません"と断ったりするのはどうか?」と提案していてアイドル界にイノベーションが起こる予感がした。

「できれば実子がいいけど、パートナーとの間に子供ができなければ養子でもいいので子供が欲しい」という男の子の友達がいて、自分の欲求がどのようなものなのかちゃんと考えていて立派だなあと感銘を受けた。

居酒屋を出た後上野公園までみんなで歩き、カナダ土産のお菓子を食べながら花見した。普段食べないけどポテチってなんでこんなにおいしいんだろう。

 

4月6日

お台場で宝塚歌劇 星組東京宝塚劇場公演『RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)』『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)』千秋楽のライブ中継を鑑賞。

RRRが好きなので、宝塚でやるらしいと聞いてからずっと気になっていた。劇場で観るのはチケット入手が困難でハードルが高そうだったけど配信は味気ないよなと思い、映画館でのライブビューイングを選択。情弱すぎてチケット発売開始に出遅れ、ほかの会場は席が埋まっていたのでお台場まで行った。空席もあったっぽいので穴場らしい。

宝塚RRR、最高だった…。ビーム役の礼真琴さんがかっこよすぎた。映画では圧倒的にラーマ派だったが宝塚版はビームが抜群にかっこよすぎる。

ラーマ役の暁千星さんは顔が綺麗すぎ。ラーマの方がビームより華奢なのに少しだけ背が高いのが体格差萌えで私の中の何かが小爆発を起こした。

ジェイク役の極美慎さんは体感では股下が3mあり、ジェニー役の舞空瞳さんもすごい素敵だった。宝塚版の脚本だとジェニーとジェイクが良い奴で思わず好きになる。

マッリ役の瑠璃花夏さんはマッリそのものでびっくり。コムラムビームがコムラムビーム!シータ役の詩ちづるさんもかわいかった。

ナートゥではちゃんとナートゥしていて素晴らしいし、映画は3時間あるところ宝塚版は100分でちゃんとまとまっていて凄い。映画の通りにしていたら見劣りしただろう映画的なシーンは適度に省かれていて脚本の妙を感じた。

VIOLETOPIAもうっかり沼に落ちるかと思うほど素晴らしくてブルーレイを購入しそうになった。

最初の礼真琴さんのジョン・コナーみたいな髪型、暁千星さんの妖艶なドレス姿と筋肉質な体のギャップが刺さりまくってしまい無理でした。肉体に男性性と女性性が共存している感じ、七五三掛龍也さんと似たものを感じる。

平沢進の『パレード』やフェニックスの『Lisztomania』が使われていたけど、選曲は毎回こんな変な感じなんだろうか?

それと衣装がめちゃかわいい!!繊細かつ華やかできらきらして美しくて最高。

13:30に始まって、退団者挨拶などを含めて最終的に終わったのが17:30で鬼スケジュールだった。

事務所で色々あって複雑な気持ちにもなったけど、この美しく素敵な人たちの尊厳と自由、未来が守られていますように…と願うばかり。いつか劇場でも観てみたい。

 

4月7日

友人3人と飯田橋で花見をした。

友人の日程選びが完璧だったために快晴かつ桜も満開だった。

サクラテラスのアロハテーブルの窓際の席で桜を眺めながらランチをした。友人が職場のクソ上司のせいでストレスが溜まり太ってしまい、脂肪まで憎いから一刻も早くダイエットを成功させたい話をしてくれた。鬼ころしと盛り塩で厄払いしたいそう。「縁を切るために神頼みをしよう」という話になり、"縁結び=悪縁との縁切り"ということで、食後に縁結びで有名な東京大神宮を参拝した。クソ上司と脂肪との縁が切れますように。

食事をしている際、窓から川を見ていたら「ボート漕ぎたくない?」と思いつき、CANAL CAFEのボートに乗った。

全員初めてボートに乗りかなり無謀だったが、すごく楽しかった。ずっと反対方向に漕ぐ俺流で、最初は全く進まなくて一度船着場に戻ってきちゃったけど、最終的にしっかり遠くまで行ってから戻ってこれた。船着場にいた加藤一二三似のおじいさんに「よく帰ってきたね、戻ってこられないかと思った」と拍手してもらえた。煽られてたのかな。翌日筋肉痛で体ガタガタになった。

呑みこまれてゆく 魔法のようなもの かんじてる

 

最後に学生時代から行ってみたかった市ヶ谷フィッシュセンターで釣りをした。桜の季節に来たいとずっと思っていた。

友人の一人が釣り師の才能を開花させ、何度も鯉を釣り上げていてまぶしかった。

スプライトフォーユー。これが愛の休日か。

(網で鯉をすくい上げようとしたら缶を倒してこぼしてしまった。ごめんね)

 

麗らかな日差しと桜が美しくて幻のようなひとときだった。気候も良ければアクティビティも楽しく、今年最良の1日だった可能性がある。楽園は春の飯田橋に存在した。

解散し、もちをもちかえりたいきもちになったので神楽坂の梅花亭に立ち寄った。父が飯田橋に勤めているときに一度ここの桜餅を買ってきてくれ、とても美味しく記憶に残っていた。和菓子を爆買いするのは初めての経験でアドレナリンが放出するのを感じた。

つきたての草餅を食べながら神楽坂をくだって帰った。もちもちで餡がひかえめな甘さで美味し〜!桜餅は生地なめらかで美味し〜!

 

4月11日

本屋 B&Bで開催された森元斎×栗原康「暴力とケアのアナキズム」『死なないための暴力論』(集英社インターナショナル)刊行記念イベントアーカイブ配信を視聴。

以下はイベント概要。

ハラスメントから紛争まで、「暴力」的な事象にあふれる昨今。

それに呼応するかのように「暴力反対」という言葉もよく聞きます。

しかし、抵抗手段まで含めて、本当にすべての暴力は否定されるべきなのでしょうか。

森元斎さんの新著『死なないための暴力論』(集英社インターナショナル)は、ジョルジュ・ソレルからデヴィッド・グレーバー、女性参政権運動からBLMまでを参照しながら、「暴力とはなにか? 否定すべき暴力と肯定せざるをえない暴力の違いとはなにか?」を探る一冊となっています。

今回、本書の刊行を記念して政治学者・栗原康さんとの対談を行います。

栗原さんの近著『超人ナイチンゲール』(医学書院)は、ケアとアナキズムを掛け合わせた画期的なナイチンゲール評伝でした。

そして、森元斎さんも『死なないための暴力論』において、「相互扶助」もまた(暴)力の一つの表れであると語っています。

「暴力」と「ケア」、一見相反するような側面を取り上げ、アナキズムの奥深さと可能性を語り合っていただきます。

一昨年無職だった時期に栗原氏の『はたらかないで、たらふく食べたい』を読んで感銘を受け、B&Bのメルマガでこのイベントを知り視聴を申し込んだ。

栗原氏が話しているところを初めて観たが、文体や書いている内容に反してこんなに柔和な人なのかと驚いた。昨年?は180日連休で年収130万だったらしく、大学非常勤講師って厳しいのだなと震えた。栗原氏だからなのかもしれないが…

印象に残っている発言がたくさんありすぎるのだが、自分の知識が浅すぎるのとまとめる能力がなさすぎるので箇条書きにします。

 

森:サフラジェットはしぶとい。殺せる距離感には来るけど殺さない。でも繰り返す。ぶっ壊すけど、その対象はポストなどの流通・通信技術。「サポートする機能がなくなったらどうなるかわかってんのか!」という理屈。じわじわ世の中を変えていく。
軍隊は郵便の制度に乗っかっている。(流通・通信を標的にするのは)そういう意味では根源的。郵便はもともとお金の工面や貴族同士のやり取りに使われていて、アッパー層のためのもの。

森:(『超人ナイチンゲール』に関して)ナイチンゲールは全然看護師にならない。33歳くらいまでパリピ。看護師になってからは怒涛の勢いで業績を上げる。どんな人に対してもケアしていく。困ってる奴がいたら全員助ける。
栗原:アナキズムの相互扶助を意識して書いた。幸徳秋水と繋がると思った。幸徳秋水は仁が大事という思想。仁=我が身を顧みず助ける本能。損得勘定なしで助ける。ナイチンゲールは自分が死んでもケアをする。人を巻き込む猛烈な力を持っている。巻き込まれた側はバンバン死んでるけど本人は90歳くらいまで生きる。戦争で亡くなる人を無くす=戦争を止める力にも繋がった。ナイチンゲールの人生を戦争を肯定するように読むこともできると思うが、そうではない。

森:(スピノザの聖書解釈に関して)聖書には特別なことは書かれておらず、愛・正義・コミュニティが大事だと示されている。聖書を読むことでそれらが強化され、預言者による大袈裟な表現により伝わりやすくなる。ヘブライ語は過剰な言葉を使いがち。例えば、風が強い=神の風が吹いている、と表現する。

森:翻訳の仕事って稼げないのに批判される。

森:右派左派で言うと日本は全部エキセントリックセンター(過激中道)で終わっている。"暴力はいけません"はエキセンの言論。"右も左もない"とか言ったら車に轢かれるだろ。

森:インテリは民衆をバカにしがち。インテリになると建築とか語る。それも楽しいと思うけど、作る方じゃなくてぶっ壊す方をやらねばならない。フーコーは"知識人がやるべきことは大衆の言葉を聞いて翻訳すること"と言った。

(質疑応答)高校で教員をやっているが、自分の仕事が支配的で権威的なため折り合いがつかない。お二人も教員をしているが、どうやって折り合いをつけているか。
栗原:非常勤だから師弟関係は無く、タバコをいっしょに吸って友達になるような間柄だと考えている。向こうは権威だと思ってる可能性もあるが…思ってないと思うけど…。フラットにしゃべることを心がけると良いのでは。「教員の言ってることでも納得いかなかったら従わなくていい、そういうのはクソ」と説いていく姿勢が重要。この支配からの卒業。
森:国立指定大学でアナキストをやっているので、銀行が銀行泥棒を雇ってる状況。泥棒をしている認識。

森:ボクシングでグローブをする理由は、素手では人を殺せてしまうから。どんな人も「暴力」を持っており、暴力とは宿命である。

 

栗原氏が言っていた幸徳秋水の仁の考え方について、工藤新一の「人が人を助ける理由に、論理的な思考は存在しねーだろ?」じゃんと思った。まさかナイチンゲールスピノザであり幸徳秋水(かつ工藤新一)であるとは。

「知識人がすべきことは大衆の言葉を聞いて翻訳すること」ってほんとそうだなと感じる。 『死なないための暴力論』『超人ナイチンゲール』今度買います。

 

4月12日

セカンド・スパンクハッピー・レトロスペクティヴ<DJ premier jour>を観に行った。

菊池成孔が2期スパンク・ハッピーの楽曲をリマスターしてDJプレイするというイベント。たしか当初は「全曲DJやります」ということだったと思うんだけど、全然全曲ではなかった。なるよしは「全曲聴きたい人は家で聞いてください」と言っていた。なるよしが言うなら仕方ない。

1曲目から『ジャンニ・ヴェルサーチ暗殺』でブチ上がってしまいました。『フロイドと夜桜』の多幸感素晴らしかったです。『PHYSICAL』はとにかく踊ったし『拝啓ミス・インターナショナル』でシンガロングしたの楽しかった。好きな音楽をデカい音で聴きながら踊るのって最高。

菊地成孔がエアサックスする度にフロアが沸いていて従順なリスナーばかりだった。

ハーフタイム・ショーとして電影と少年CQのルアンとアーバンギャルドの浜崎容子も数曲ずつ披露していた。ゆっきゅんより先にルアンちゃんを生で観るとは…『夢のParisまで連れてって』、ナイアガラサウンドなのに途中前衛的なアレンジになるの良いですね。よこたんは繊細な歌声なのに音程が正確で安定していてかつ声量すごくてすごかった。『春の去勢不安』初めて聴いたんだけど好きな曲だった。『フォーエヴァー・モーツァルト』は圧巻でした…中学くらいの頃、周りのメンヘラはみんなアーバンギャルド倉橋ヨエコ椎名林檎聴いてました。

ハーフタイム・ショーを受けてなるよしが「妖精と天女が出てきたみたいで竜宮城かと思っちゃいました。たとえが老人みたいですね」と言っていた。そのへんの感性しっかりおじいさんでウケました。

 

4月13日

4月末で閉店するcurry 草枕でランチ。

まさか店主さんのコロナ後遺症の影響で閉店とは…胸中を考えるとやりきれない気持ち。

頻繁に通っていたわけではないけど、なすトマトチキン発酵バタートッピング辛さ3番がお気に入りだった。スパイスをしっかり感じる味で、「カレーは辛いからこそ美味い」ということを教えてくれたお店だった。初めて食べた時はひよって辛さ1.5くらいで食べたからあんまり良さがわからなかったんだけど、2回目以降辛めにしたらめちゃ美味しくてびっくりしたのを思い出す。食べる前後に模索舎に行くのも好きだったな~、とても寂しい。店主さんに「ありがとうございました」って言えて良かった。レジでもらったパインアメを舐めながら、ライブを観るため浜町へ移動。

浜町はサイゼリヤ東京本部オフィスやギンビス本社があるんですよ。時間潰しに入ったサイゼリヤ日本橋浜町店はスマホ注文によるセルフオーダー式で日当たりが良くてGood店舗でした。

レコードコンビニことヤマザキショップ上総屋店でゆっきゅん追加コンビニ公演「せめてコンビニに行きな 再入荷」1部を鑑賞。

コンビニなのにレコードが置いてある!(万人が抱く感想)と目を丸くしながら店内を見て回る。7割くらい普通のコンビニなんだけど、天井にミラーボールが光り輝いたりしていて異様な光景だった。客入れBGMでm-flo loves BoAの『the Love Bug』がかかってて良すぎました。

開演前に楽屋からゆっきゅんがBoAの『メリクリ』を歌っているのが聞こえた気がして「気のせいかな?」と思っていたら、コンビニ店員制服を着たゆっきゅんが登場し、マジでライブがメリクリで始まってウケた。コンビニでお茶選んでコンビニでお茶選んで…。Weezerのメリクリも良いよね。

初めてゆっきゅんのライブを観たけど予想通りとても楽しくてすごくよかった。MCでは「ブルースシンガーだから労働の曲をすぐ歌ってしまう」「私は機械なんです。拒絶の背中を押すロボット」と言っていて世の中に必要な仕事をしているな~と感じた。柴田聡子と大阪で中島みゆきのコンサートを観た話も面白かった。中島みゆきのコンサートグッズ「歌姫国パスポート」について「今すぐパクりたい」と言っていた。絶対買うのでオマージュ商品販売希望。ゆっきゅんの歌詞にただの名前が出てくる(「マリコの部屋へ」みたいな)のは中島みゆきから影響を受けているそう。柴田聡子の『夕日』とかもそうなのかな。柴田聡子と国立民族学博物館に行こうと思ったら休館日だったので代わりにaespaのライブ映画を観に行ったらしく、代替案のセンス見習いたいし私もいつか友達とみんぱくに行くぞと決心した。

ツーショチェキも撮ってもらった。チェキの敬称を「○○さん」とかじゃなくて「○○DIVA」にしてくれるのとても嬉しい。ゆっきゅん君島大空阿部はりか函館旅行について話したら「函館のカラオケで君島くんが『MajiでKoiする5秒前』歌ってたけど、最高にかわいすぎてみんな惚れちゃうから動画上げてない」と教えてくれて、ユニクロソフィア・コッポラTシャツ着て行ったら「マリー・アントワネットヴァージン・スーサイズのTシャツ買った」と教えてくれてラブリーでした。めちゃ行きたかったバンドセットのライブは日程が合わなくて行けないが、またゆっきゅんのワンマン行くぞ~

私がチェキ列最後尾DIVAだった時の写真を添付します。

 

4月14日

友達とイチゴを食べまくるパーティーを開催した。

年に何度か集まる会があり、メンバーの4人中3人の誕生日が3月4月に集中しているため毎年4月に合同誕生日会を行っているのだが(“合同”って付けると物々しいな)、昨年スーパーでイチゴを10パックくらい買って色んな食べ方をしてみたら良すぎたので今年も同じ内容で開催の運びとなった。

練乳をかけて食べるのはもちろんのこと、クリームチーズや生ハムと一緒にクラッカーに載せたり、小さく切ってティーソーダに入れたり、カステラにホイップクリームを塗りイチゴをトッピングして自家製ショートケーキにしたり、イチゴ飴(塩梅がよくわからずひとり歯が欠けた)にしたりとやりたい放題。イチゴって美味いなあ。今年は手巻き寿司大会も同時開催したのでしっかりお腹いっぱいになった。寿司って美味いなあ。

なっちとケーキ(汚くてすまん)です。

なぜかYouTubeで平成のMVを観るノリが発生し、ケツメイシの『さくら』のMV観て泣きそうになった。『友よ ~ この先もずっと・・・』も泣ける、上島…

自主開催の誕生日会のフライヤー作りが全然進んでいなかったので、みんなが遊んでいる横でパソコンを使って制作を進めた。せっかく集まってるのに作業してごめんちょではあったが、Wi-Fiやプリンターも快く貸していただきありがたや🙏おかげさまで良いものができて嬉しい。

 

4月19日

本屋 B&Bで開催された奥野武範×和田彩花×和田ラヂヲ「美術館を探訪しよう!in書店」『常設展へ行こう!』(左右社)刊行記念&重版記念イベントのアーカイブ配信を視聴。

以下はイベント概要。

全国12の美術館・博物館に常設展についてインタビューした「ほぼ日」人気連載を一冊にまとめた書籍『常設展へ行こう!』。
こちらの刊行及び重版出来を記念して、 スペシャルイベントを開催します。

本書の取材・文・構成をつとめたほぼ日の奥野武範さんがモデレーターをつとめます。ゲストには、書籍内でもエッセイを寄稿しているアイドルの和田彩花さん、同じく書籍の装画を担当しているギャグ漫画家の和田ラヂヲさんが登場。豪華メンバーで知られざる美術館常設展の魅力をたっぷり語りつくします。

●『常設展へ行こう!』制作の裏話
和田彩花さん寄稿エッセイ「続!パリ常設展探訪記」インタビュー
和田ラヂヲ先生描き下ろし!名画模写クイズ

ほぼ日の企画は知らなかったのだが、面白そうと思って申し込んだ。常設展って大概人が少なくてゆっくり観られるから好き。私は東京国立近代美術館の常設展が好きです。『星をみる女性』がイチオシ。

和田彩花さんはパリに1年半滞在していたのだが、19世紀以降の美術が好きだからオルセー美術館ばかり行っていてルーヴル美術館は2回くらいしか行かなかったらしい。「ルーヴルはどこを観ても名画がありすぎてイライラしてくる」と言っていて面白かった。
15〜25歳までアイドル活動をしていたためにまとまった休みが取れなかったので、「コレが終わったらフランスに行く!」とずっと思っていて、フランスのために生きてきたとのこと。「フランス革命があるからフランスが好き」と言っていてパンクな人柄が垣間見えた。
先日のトークイベントで森元斎氏も「フランスは革命が起きた国だけあって国民の“国を作る意思”が強く、福祉が充実しているのもそのためだ」と言っていたのを思い出した。

「広すぎる美術館は目当てのものに直行するのが一番いい、疲れちゃうから興味ないものは去るのがいい」「観る場所が違うと見方も違う」など、わかるわかる!という内容が多く楽しかった。美術館に行くのは好きなのだが、改まって誰かと「いいよね」みたいな話をする機会はあまりなかったので、人が美術館に対して感じていることを聞けるだけでも新鮮だった。東京の企画展は混みあいがちだから、友達と一緒に行くなら小さめの美術館か常設展だな~と思う。

好きな地方の美術館としてDIC川村記念美術館のロスコ・ルームや倉敷市大原美術館群馬県立近代美術館青森県立美術館を挙げていて、東京の美術館で満足していられねえぞ~と旅情をかきたてられた。
大塚国際美術館も話題に上がっていて、マリウス葉くんがアンバサダーに就任した時からずっと行きたいと思っているのに行けていないのは本当にオタクとして至らない点だなと痛感したので、向こう1年を目処に本当に行きたい…。

後半では和田ラヂヲ氏が描いた絵を見てなんの絵画がモチーフかを当てるクイズが行われ、知らない作品も多く難しかったが、『夜警』の中央の男性の手だけが描かれた絵で正解できたのが嬉しかった。『牛乳を注ぐ女』の足温器のみを描いた絵はさすがにわからなかった。こんなものが描かれていたんだという驚きと感動。
和田ラジオ氏が好きな絵として挙げていたアンドリュー・ワイエスの『クリスティーナの世界』が素敵な絵だった。和田ラヂヲが好きなのわかるなあという感じの絵。

自分でも意外なことに和田彩花さんがお話するのを見る機会が今までなかったんだけど、和田彩花さんが「組織の中にいるのがほんとに嫌いなんです」とスパっと言った瞬間に「あ、私はこの人をこれからもっと好きになる…」と思った。自分に社会性が無いから社会性が無さそうな人の方が信用できる。(こんなクソ社会に適応している人間ってたかが知れているだろとか思ってしまう。)とはいえ話を聞く感じ、和田さんは組織を嫌いながらも社会の中で役割を果たしつつやりたいことやすべきと思ったことに取り組みながらサバイブしてきた方なんだろうなと感じてとてもリスペクトです。和田彩花さんのこともっと知りたいと思うきっかけになったのも含め良いイベントだった。

 

4月20日

鶯谷ダンスホール新世紀で在日ファンク仰木亮彦脱退ライブ 〜ありがとうオオギナ!卒業&レスポンス〜』を鑑賞。

2年前カクバリズム20周年ライブで久しぶりに観た在日ファンクのキレが凄くてワンマンも行きたいなとずっと思っていたところ、オオギナの卒業が発表されたので「観るなら今」と感じ、気付けばチケットを取っていた。

ダンスホール新世紀はバリアフリーを完全に無視した古い設計で、雑然とした階段を3階くらいまで上って会場に向かう必要があったが、それを含めて味のあるハコだった。赤や金の緞帳、天井で星のように輝くライトやミラーボールがかわいかった。在日ファンクの雰囲気にすごく合っていた。最後に撮った集合写真がシャイニングのラストシーンぽくていい。

中盤で各メンバーからオオギナへメッセージを贈るコーナーが40分くらいあり、オオギナとの思い出のかけがえなさと大きな愛が伝わってきた。

オオギナボーカルの『嘘』と『京都』、長岡亮介みたいな声でかっこよかった。顔もかっこよくて声もかっこいいんかい。

ゲストとしてYOUR SONG IS GOODのサイトウ"JxJx"ジュンが参加していたのだが、ハマケンとジュンジュンが同じステージに立ってるのを見たら俺の中のスペシャボーイズが蘇ってしまい泣きそうになった…😭「オリジナル曲が『ダンボール肉まん』しかない時に京都にライブしに行って、その頃から『あいつによろしく』カバーしてたよね」みたいな話をしててエモすぎた…😭私の中学時代…

新加入のギタリストの初披露もあった。新メンバーの小金丸慧氏、めちゃ渋いギターを弾いていて熟練ぽさを感じたのだが、ライブ後に調べたら1991年生まれと知って若くて驚く。新メンバーを入れるとなって若い人を起用するのって代謝が良くて素敵だと思う。

Spotifyで当日のセトリのプレイリストが上がってたので貼っておきます。近年の在日ファンクの歌詞、"All We Need Is Understanding"を表現したものが多くてグッとくる。ハマケンもオオギナもこの地球の平和を本気で願ってるんだよ。

 

4月26日

30歳になった。前記事でお気持ち表明しています。

今夜はブギー・バック発売30周年記念ライブ『ぶぎ・ばく・べいびー』へ。友人に誘ってもらった。倍率が高そうだったが、思いがけず当選して観に行くことができた。小沢健二に対して曲は好きだけど人間的に気に入らねえとこあるなみたいな複雑な感情を抱いてはいるが、誕生日に友人とライブに行けるなんてあまりないことだろうし、単純にすごく嬉しかった。

ざっくり前半小沢健二、中盤スチャダラパー、後半二組一緒にやるという構成。

小沢健二の朗読やMCから「“今ここ”を大事に」というメッセージを受け取った。年を取るごとに「このメンツ このやり方」を続けるのは難しくなっていくもんなあ。

歌詞がほぼ『お料理行進曲』みたいな新曲もやっていた。いざ進めやキッチン。鶏むね肉には片栗粉。

『いちょう並木のセレナーデ』の時「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」みたいな気持ちになった。小沢健二の歌詞、今はここにいない大切だった人を描くのが上手すぎる。感傷を誘うのが上手い作詞家。I miss youという気持ちを描くのが上手い。

小沢健二はグレイテストショーマンだった(横山剣を観た時以来二度目の感覚)。『今夜はブギー・バック』のデモ音源をかけながらMCをしていて自然に「こんな曲だったよね」とか言ってブギーバックのリフを弾き始めた時そう思った。

でも「ブギー・バックのデモ音源はその当時付き合っていた彼女が寝ている横で録音したのでボーカルがボソボソしている」とか言っていて「コイツ…😥」と思った。

スチャダラパーパートではかせきさいだぁが出てきた時一気にぶち上がった。『Get up and dance』楽しすぎる。『ライツカメラアクション』も好きなので聴けて嬉しかった。

『ぶぎ・ばく・べいびー』は生で聴くと一層楽しかった。Boseも言ってたけどNHKホールでJ-WAVEのキャンペーンソングを演奏してるのが不思議。

 

終演後、一緒に行った友人たちから誕生日プレゼントをもらってとても嬉しかった。タローマンの本欲しかったし、SHISEIDOのリップすごく素敵だった。ハピネス。

友人が帰り際、「女の人は結婚したら仕事辞めちゃうから長期的なプロジェクトは任せられないよね」「会社の宣伝インスタは女の人がやった方がいいんじゃない」みたいな女性差別的発言をなんの疑いもなくピュアな姿勢でしてくる職場のおじさん(だけど音楽好きですごく話しやすい良い人)に悩んでいる話をしてくれてなんとも言えない気持ちになった。すごく良い人であっても価値観をアップデートする機会がない場合無自覚に差別をしてしまうんだと思うけど、すごく良い人相手に指摘するの気持ち的に負担だろうな。友人はそれは違うんじゃないですかと思った時に「それは違うんじゃないですか」ときちんと伝えているらしい。戦っていて偉すぎる。私だったら放っておいちゃうかも。見習いたい。

 

4月28日

自分の誕生日会を自主開催した。詳細はほか記事で書こうと思います。

60過ぎても趣味を謳歌している独身の叔母が「30歳からどんどん楽しくなったから楽しい30代を過ごしてね」と言っていてキュンとしたので楽しく過ごしたいです。

僕の生まれた日は いつもいつもこんな 日なたの若葉薫る風に乗って~

 

4月29日

家族に誕生日祝いに大森のマシャールでディナーをごちそうしてもらった。

前日に燃え尽きたので夕方までベッドから起き上がれなかったが、カレーを食べたら元気になった。カレーはすごい。

マシャールは数々の名店で腕をふるったカリスマシェフが手掛けるインド宮廷料理店なんだが、なぜそんなすごい店が大森にあるのかが本当に謎。イベントや料理教室などの取り組みも素晴らしいと思う。キネカ大森もインド映画の上映に力を入れているし、インドが大森を盛り上げてくれていると言っても過言ではないと思う。とにかくマシャールに食べに来てください。

テレビで何度も取り上げられているダムビリヤーニーを初めて食べた。こういった料理って大皿になりがちだけど、一人分の量も作ってくれるところがわかっているなあと信用度を上げてくれる。マトンビリヤニを選択したら肉塊がごろごろ入っていて美味い、そしてものすごく量が多い。持ち帰りもさせてもらえてありがたかった。ドリンクメニューも豊富で色々頼みたくなる。本当に素敵なお店だ…。

帰宅すると妹が誕生日ケーキを買ってきてくれていた。友人や家族の力を借りながら毎年のようにパステルのポムポムプリンコラボケーキを食べている。プリンっぽい見た目かつプリンっぽい味で美味しい。家族からの愛情を感じる良き日だった。

30歳になりました

1994年4月26日2時11分、札幌鉄道病院で産まれた私、30歳になりました。

4歳の私。今よりおしゃべりが上手。

 

小さい頃から歌ったり踊ったりするのが好きで、3歳くらいの時は篠原ともえの『ウルトラリラックス』を歌いながら踊っていたと母から聞いた。

幼稚園に入園して最初にちゅーしたいと思ったのは女の子だった気がする。この経験もあって100%シスヘテロな感じはしなくてセクシャリティが謎だし恋愛についてずっとわからない。一方で同じ組の違う女の子とはコミュニケーション不全を起こして、この頃から疑心暗鬼な性格。

小学生の頃は男の子と馬が合わず、ちょっかいをかけてくる子の股間を蹴って泣かせたり、取っ組み合いの喧嘩をして先生に怒られた。今も男の子とどう仲良くしていいのかわからない。

高学年の時にサブカルな友達ができて、12歳の夏休み、その友達と同時にアキハバラ@DEEPにハマって星野源と出会ってからはずっとサブカル。給食の時間にSAKEROCKを校内放送してもらうなど奇行を繰り返していた。その友だちと一緒にギターも始めた。

自分は頭がいいと勘違いしていたので、中学受験して中高一貫の女子校に入学した。ベースもこの頃始めた。中2の時に一緒のクラスになった子たちが怖すぎて敬語を使っていたら、高校卒業までずっと敬語キャラになってしまった。めちゃくちゃコミュ障。

中学時代は地学部と生物部に入っていたけど理系的な素養がまったく養われず終わり、高1の時は燃え尽きて帰宅部だった。が、暇すぎたので高2で美術部に入部。変な人ばかりで居心地が良かった。絵が上手な友達から自分の絵を褒めてもらえるのは気分も良かった。放課後は一人チャリでツタヤに行って10枚1,000円でCD借りるのを繰り返す日々だった。一人でできることしか好きじゃないようです。

早稲田の文講にワンチャン推薦で入れないかな〜と思っていたが、一学年上があまり頭が良くなかった影響で推薦枠が無くなったので、高3のハロウィンくらいまで自力で勉強するのがダルくて無気力だった。

奇跡的に巻き上げ、なんとか東京の大学に入れた。あんまり考えず大学と家を決めたので八王子が田舎過ぎてビビった。上京した年に大雪が降って、住んでたアパートの前の階段で一人でコケて泣きそうになった。

20歳、学部で「ほかのゼミに馴染めない人を受け入れてくれる」と噂のゼミに入ってのびのび過ごした。大学でできた友だちはいい奴ばかりだった。変な人が多くて助かった。サークルも入ったり作ったりしたけど漏れなく変な人ばかりで安心した。

就活はどうにかなるんじゃねと舐め腐っていたらどうにもならなかった。無い内定で大学卒業し、一度目の無職。一生無職でいたかったが、親に白い目で見られだしたので5月から派遣で働く。でもあんまりいい職場じゃなかったので翌年の夏に仕事を辞めた。二度目の無職。勝手に仕事を辞めたので、当時一緒に住んでた交際していた人から顰蹙を買った。親からお金をたくさん借りた。秋が終わる頃いい感じのバイトを始め、そのうち契約社員になった。楽しい仕事があるのを知った。

コロナ禍に突入。27歳、交際していた人と別れて同棲も解消。その数ヶ月後、コロナ禍に伴う業績悪化により会社都合で退職。三度目の無職。半年の間に恋人と住居と職を失った。ハローワークでの手続きが上手くなった。

8か月間無職だったけど、最高に素晴らしい日々だった。自分の本職は遊びだと悟った。親からお金をたくさん借りた。

29歳、いい感じの職場で派遣を始めた。久しぶりにまとまった金が手に入り遊びに遊びまくる。タロットを始めたし寿司も握り始めた。今に至る。

 

こうやって人生振り返るとろくなもんじゃなくてウケますね。

でも仕事が無くなって一人でのんびり人生について考えていた28歳も幸せだったし、いい感じの職場で働き始めた29歳も幸せだったし、遊び倒して迎えた30歳も幸せだし、やっと幸せであることが板についてきた感じです。10代はコミュニケーションやアイデンティティについて悩んでいたし、20代は全然社会に馴染めなくてつらかったし、ずっとわからないこととか苦手なことが多い人生だったので、近頃いい感じで嬉しい。

 

こうやって健康で生きていること、美味しいものを美味しいと感じられること、居心地のいい家があり暖かい布団で眠れること、毎日気に入っている服に袖を通せること、死が迫るような実感は今のところ無いこと、両親が元気なこと、兄弟と仲良くやっていけてること、誕生日を祝ってくれる友達がいること、全部特別なことですね。ネットの記事で「誰もが歳を取れるわけではないのだ」と言ってる人がいるのを目にして、30歳の誕生日を迎えられることの有難みが増しました。

数年前に知人が亡くなったんですが、その人が同人誌に寄稿した文章で「意思疎通から逃げて山をドライブしていると清々しいのだが山里に出て民家の明かりを見るとやはり安心するように、社会の中で人に囲まれて生きていたいのだと思う。」と書いていて、チバの「俺はアベの分までやり続ける」よろしく「私はこの人の分まで書き続ける」と思ったんですよね。社会生活に苦手意識はあるけど、せっかく生きてるんだから人と関わっていかなきゃもったいないし、発信しないと伝わるものも伝わらないんじゃないかなと。その同人誌に私も「文章書いてみませんか」と誘われていたんだけど、自信が無くて断ってしまい。それがあとあと悔しくて、「自分ちょっとなら文章書けます」という自信が欲しくてこのブログも書き始めた。いつまでも生きていられるわけでもないしいつでもチャンスが巡ってくるわけでもないから、その時やりたいことをちゃんとできるように、ちゃんと楽しめるように生きていきたい。

 

最近は人から何かが欲しい、人に何かしてほしいみたいな気持ちが無くなってきて(欲しいもの全部自分で手に入れちゃうから)、結構無欲で謙虚なゾーンに突入しています。なんかもうすぐ死ぬ人みたいな考え方になってきた気がする。死亡フラグか?でも「自分がこんだけ持ってるんだからプラスで欲しいものとかもう無いな」って感じ、綺麗事とかではなく。自分の至らなさをどうにかしたい、みたいな方向では「力が…欲しい…」と思うことはあるけど。誕生日会に友達からお金を貰おうとしておいて言うことではないんだけど、もし私に使おうとしてくれてるお金があるなら、自分のことに使ってもらったり戦争反対の募金とかに使ってもらったりした方がいいんじゃないかとか思う。自分でも胡散臭く感じるからちょっと嫌なんだけど笑、マジでそう思う。なんでだろ?バイオリズムで気持ちの浮き沈みが若干あるくらいで、不満とか枯渇感が特に無いです。「自分には何も無い」と思ってたこともあった気がするんだけど。不思議。

 

占い師に「あなたは我が道を行くことで人生が好転します」と言われてから、自然体で人生挑んでます。今後もそうしたい。自分には素直でいたいし、他者にはできる限り誠実に接したい。それを守って結果嫌われたり否定されたり駄目だったり傷付いたりしても、「それでも自分の思いに素直だった」「それでも誠実に振舞った」という事実は残るはず。

まあそんなに立派には生きられないけどね、全然どうしようもなく情けなくだらしない人間だし…金も地位も名誉も無いし頼りがいのない社会生活不適合者だから他者に対してできることなんて誠実である事くらいしかね〜よ。ちゃんと寝てちゃんと食べて余裕持って人に優しくしたい。

 

私も生きててめでたいが、みんなも生きててくれてどうもありがとうおめでとうございます。私のためのつもりではないにしろ私のためになっています。本当に。ねえ本当にそうだよ。大げさに思われるかもしれないけど、ただでさえ世の中世知辛いのに、疫病も戦争も災害も分断も大いにあるこの頃だから、生きてお話できるだけでもマジ嬉しいです。みんながそれぞれ自分らしく生きてくれてることで私は救われます。私の世界に居てくれてどうもありがとう。

まあこんなこと、自分に都合の悪い人との付き合いはガンガン切る排他的な人間だからこそ言えるのかもしれない笑。笑ってる場合じゃないか。マイクルーエルワールドに残留してくださってる皆さん本当にありがとうございます。選民思想

仲良くしてくれてるみんなが楽しく生きていってくれたらなーと思います。病める時もあるとは思いますが。誰かが戦ってたら一緒に殴りに行く気概を忘れずいたいです。本当サンキューです。

 

今、柴田聡子の『あなたはあなた』の気分なので好きな一節で締めます。

放っておいてとも思わないの わかってくれとも思わないよ 好かれても嫌われても 人と人とのことだもの いつか赤い屋根の温泉行きたいの

2024年3月

今月はかなりキツい胃腸炎になり、体重が2キロほど減って人生最軽量級に痩せた。もう元に戻ったが。体感や見た目ではそんな感じはしなかったので、恐らく筋肉がごっそり落ちたんだと思う。幼児体型に拍車がかかり、身体からどんどん年齢と性別が消えていっている。このまま年齢も性別も無くなって、早く脳みそだけになりたい。その前にガリガリに痩せてパンクバンドを始めたい。女の体であることに不満は無いけど男の体も欲しい。皆さんはどうですか?突然問うてすみません。

 

有史以来みんなそうだろ…と言われそうですが自分の中で音楽が流行っているなと感じる。今月毎週何かしらの音楽イベントに行ったり配信を観たりしていて、その予習や反芻でずっと音楽を聴いていて忙しない感覚があった。そしてその傾向が6月初旬まで続きそう。去年から躁状態でライブに行く予定を立てまくっているので、1回体調を崩してペースダウンできて良かったのかもしれない。来月はイベントを主催するので気合を入れていきたい。

 

3月2日

御徒町の老酒舗で、昼食に漬物炒めの混ぜそばを食べる。発酵白菜系の酸味とパンチのある味わいを期待していたが、想像していたよりやさしい味で呑んだ後の〆に良さそう。

隣のお客さんが「何見ても興味深いねん、わたし…」と言いながら壁中のメニューを眺めていて最高だった。

上野まで歩き、東京都美術館で『印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵』を鑑賞。

ヨーロッパの印象派はしめっぽいけどアメリカのものはカラッとして雄大でかっこよく、かなり好感を持った。これぞアメリカ!という感じ。黒田清輝藤島武二など日本の画家の作品も展示されていて興味深い。

特に気に入ったのはフランク・ウェストン・ベンソン『ソリティアをする少女』(ネット上でソリティアをやりすぎてアナログでもできるものであることを忘れていた)、エドマンド・チャールズ・ターベル『ヴェネツィアン・ブラインド』(ハッとするような女性の白い背中と陰影が美しい)、ロヴィス・コリント『鏡の前』(作者が脳卒中で手が不自由になった後の作品で爽やかな色彩の中に気迫を感じる)です。

ウィンスロー・ホーマーの『冬の海岸』を観た親子連れが「日本海…」とつぶやいていて笑ってしまった。でも本当に日本海アメリカの絵なはずなのに。海はつながってるってことだろうか。いい展示、おすすめです。

恵比寿へ移動し、LIQUIDROOMに柴田聡子の『Your Favorite Things』レコ発ライブを観に行く。

開場前に気持ちが高まりすぎて物販で久しぶりにジャニーズ以外のCDを買った。SynergyのTシャツも買って購入特典のポスターももらってしまった。

もう踊るしかないのでドリンクチケットはビールに替えてもらった。久しぶりに来たし、いつも水をもらうから知らなかったけど、LIQUIDROOMのビールが缶のバドワイザーなの好きすぎる。

客入れBGMでウルフルズの『暴れだす』とか岩崎宏美の『未来』がかかっていて、「なんで?変すぎないか選曲?」と思った。後日ラジオで披露していた柴田聡子カバーバージョンの『未来』は原曲の凄みが薄れて軽快で良かったです。

開演前にセルフライナーノーツを読んでたんだけど、「全員初めて来た海だった」のとこ詩的すぎる。歌詞じゃん。あと友人への気持ちが激重感情で面白い。『うつむき』の「じいちゃんばあちゃん」のとこ好きだなーと思ってたから、本人もポイントだと思っていたのなんか嬉しい。

アルバムが世紀の名盤なのでライブも言わずもがな良かった。終盤に『ぼちぼち銀河』と共にミラーボールが光り出したところが最も神がかって見えて漏らすかと思った。既存曲のブチアゲ度が高すぎて、新曲群もこの域に達したらどうなっちゃうんだ〜!?と期待と当惑でいっぱいになった。新曲のチルい曲も、音源よりも明るい印象を受け、ライブならではの良さがあった。柴田聡子の歌唱って明るい。

『ワンコロメーター』の後にフロアが盛り上がりすぎてお客さんが「すごい!」と叫んだら、柴田聡子が「私も使おう!すごい!嬉しい!やったー!」って言ってて最高の女だった。MCで「レッチリが好きなんですが、ギターの岡田さんがリハで時々弾いてたからという理由でBGMにレッチリの『Under the Bridge』掛けました〜」と話した後に小声で『By the Way』歌ってたところもウケた。

 

3月8日

昨年暮れあたりに「民生、どうしてるかな。最近どんなライブやってるのかな…」と元彼に未練タラタラの女みたいな思考がよぎり、ユニコーンのツアーのチケットを申し込んだ。

いざライブが近づいたら、前週に柴田聡子の素晴らしすぎるライブに行ってなかなか余韻が消えず切り替えできなかった上にライブの数日前に胃腸炎にかかって体調はボロボロ。かなりバッドコンディションで向かう羽目になった。とは言え「全席指定だし立っていられなかったら座って観てればいいか〜」と楽観的に考えて会場へ。結果楽しかった。体調管理をもう少し頑張りたい。

ユニコーンのライブめちゃくちゃ久しぶりに来たけど、記憶と何も変わっていなくてウケた。「川西さんてこんなに歌上手かったっけ?」くらい。川西さん若々しいな…。テッシーのギターテクは相変わらずイカれていた。EBIさんは面白さに磨きがかかっていて眩しかった。動くワンチャンのぬいぐるみと遊ぶ民生があざとかった。民生を観ると「結局この世の中に奥田民生よりかっこいい人っていないもんね…」という気持ちになる。私の中では阿部義晴は阿部Bだけど、今はABEDON表記だもんね…と思っていたら「阿部Bさーん!」と叫んでる人が居て同士を見つけた気分だった。

『与える男』が聴けたのが一番嬉しかった。『大迷惑』からの『すばらしい日々』、エモ〜。最後民生とテッシーが並んでギター弾くとこがエモい。

ユニコーンを観ていると、年を取るってなんて素敵なことだろうと思う。ライブのテンションはユルユルだけどちゃんとかっこいい。年を取らないと辿り着けない境地なのでは。40過ぎて再結成してくれて本当に良かった。

2010年のライジングサン、アーステントで奥田民生を観ていた時に「民生〜!お金払うから抱いて〜!」と恥ずかしげもなく叫んでいた女性、元気だろうか。わたしも本当にそう思う。

 

3月10日

友人A宅に友人Bと遊びに行き、タロット占いをしたり一緒に寿司を握ったりする会を行った。友人Aは10年来のすごく仲がいい友達、友人Bは共通の友達。久しぶりに3人で遊んだ。

仕事と恋愛についてで各人2回、くまタロット10枚引きと、最近購入した寿司タロット1枚引きで占った。10枚引きのすべての回で3枚ずつぐらい大アルカナ(人生の転機を表すカード、わりとレア)が出てきてこの世の春が来てるぞ〜!とやたらめでたい気持ちに。

友人Aとその恋人の関係を占ったら、恋人から見た友人はどんな感じかを表す位置に「太陽」が出た。「あなたがどんなに不安になっても、恋人にとってあなたは太陽なので万事大丈夫です」と伝えた。グッとくる結果。

友人の恋模様を聞くのが好きで友人Aにもよく「最近ラブリーなことあった?」と聞くんだが、同棲しているため特別なことがなくてもエブリタイムラブリーらしい。最高すぎる。世界中がしあわせになれ…

話の流れで私が「“好きな人と付き合いたい”とあまり思わない、相手が自分を好きかどうかは自分の感情に関係ない、相手が誰かと付き合っていても別にいい」と言ったら2人とも「無理だ〜絶対嫉妬しちゃう」と言っていた。みんな嫉妬心とかあるのか…当たり前か…。独占欲ってよく言うけど、人ひとり自分のものになっちゃったら持て余さないのだろうかといつも思う。

友人Bから「人を好きになったことある?」「依存しなさそうだし依存されなさそう」といぶかしがられ、女子高時代にヤキモチやきな2人の友人の間で板挟みになり、一方を泣きながら突っぱね、もう一方の横っ面をグーで殴った最低な過去を思い出した。めちゃくちゃ反省してる。泣きながら突っぱねた子は気まずすぎて絶交状態だけど殴った子は結婚式にも呼んでくれたし今でも時々連絡取り合ってくれる。よく許してくれたな…人間関係難しい。

友人Aからは「以前から人間関係がドライなイメージ」といった趣旨のことを言われ、アッバレてる…と思った。就活中に他己分析をしてもらった時、友人Aともうひとり仲のいい友達から「意外と頑固」と書かれていて、改めて自分の頑固さを思い知らされた経験を反芻した。友達ってしっかり向き合っていると自分のことをすごくよくわかってくれて本当にありがたいなと思う。

寿司は握り方を簡単に2人に教えて、あとは思い思いに握ってもらった。私がまだ胃腸炎から全快していなかったので、鮪だけ2人で食べてもらい、あとは玉子やきゅうり、納豆などなまもの以外のネタを中心に作り一緒に食べてくれて愛情を感じた。

カニかまを海苔で巻いてなんとなく寿司っぽいものを作った時、「君たちはどう握るか」という発言が生まれた。「自分の踊り方で踊ればいいんだよ」ならぬ「自分の握り方で握ればいいんだよ」ということなのかもしれない。

2人とも「自分で握った寿司ってこんなに美味しいんだ!」と驚喜しており、なんだか誇らしい気持ちに。寿司を家庭料理にしたい。

本日の寿司の学びは、玉子寿司はたとえネタが大きくても、シャリを大きくしてはいけないということ。なぜなら一口で食べられなくて窒息するから。

寿司を食べながら、前々から友人Aと話していた「パンクバンドをやろう」という話題になった。友人Bも、楽器未経験だがマリンバで立候補してくれた。そのうちアコースティックパンクバンドが爆誕するかもしれない。

節々で友情の尊さを感じた良き日だった。𝑳‌𝑶‌𝑽‌𝑬

 

3月11日

DOMMUNEの『セカンド・スパンクハッピー・レトロスペクティヴ・前夜祭』を鑑賞。

自称「鈴木清順のコスプレ」をした菊地成孔が登場して興奮した。私も歳とったらアイコニックな格好して煙に巻きたい。

とにかく長いトーク部分で印象に残った発言は以下。

「共産制(全員が曲を作る)がバンドが長持ちさせるコツ。スパンクハッピーは共産制(第1期)から独裁制(第2期)へ移行した」

スパンクハッピーは“メンヘラ”という言葉の流行に間に合わなかった(存在が早すぎた)」

「恋してる人が正常だったらおかしくないですか?恋してる人はみんなメンヘラ。良性転移(恋)は発狂に近い。純粋恋愛は気狂い」

アーバンギャルドのよこたんが菊地成孔に自作曲の作詞を依頼する際、スパンクハッピーの曲を何曲かリファレンスとして送って「これみたいにしてください」と言ったらしい。美容室?

ゆっきゅんが電影と少年CQとして活動するにあたり、スパンクハッピーピチカート・ファイヴアーバンギャルドを見て「(独特な動きをする男性と綺麗な女性という組み合わせが)ひとつの見やすい形なんだって安心した」と言っていて興味深かった。

長いこと「アイドルをプロデュースしたい」という気持ちがあって、大学生の時も「アイドル文化研究会」と称して曲を作って後輩の女の子に歌わせたりしていたんだけど、おじさんをアイドルにするのもアリだなと気付いた。おじさんが歌って踊ったっていいわけですよね、世界から受け入れられるかどうかは別として。

DOMMUNEトークでも触れられていたスパンクハッピー二期のfanzine、『Fanatique Zine』が配信翌日に届いた。20代の気合いが入ったジンスタが制作したもので、めちゃくちゃ美しく熱のこもった作品。インスタ↓プロフィール欄のリンクから申し込めば無料で届けてもらえる。

https://www.instagram.com/_04191773_?igsh=MXgwc3doa3FoeWo3ag==

このzineで取り上げられている2001年のインタビューで菊地成孔が「不景気な時代には圧倒的な歌唱力が必要なの。金がなく絶望的な時に音痴の歌なんて絶対ファックですよね。」と発言しており、まさに現代だな…と膝を打った。

 

3月14日

職場の方数人と一緒に、産休中の上司とそのお子さんに会いに産後ケア施設に伺った。港区内にある施設はホテルのように豪華で清潔だった。23区に住んでいると助成金が下りるため、通常1泊4万円くらいの施設に1泊3,000円程度で泊まることができるらしい。全く縁のない話だから、こういった場で情報を得られるのはありがたい。自分が子供を持つかどうかはともかく、子供を持っている友人の話が少しでもわかるよう、こうした話題についてもきちんと知っておきたい。

会いに行った上司は赤痢や冬野梅子作品の話ができる博識でユーモアがあり仕事のできる方で、できるならば一日でも早く職場に戻ってきていただきたい。早く突然会話の途中でペニオクの話とか切り出してほしい。が、実際にお子さんと対面すると上司のプライベートへの解像度が上がり、とてもじゃないがそんな甘えたことは言えないなと思った。どう考えても育児に専念していただくべき時だった…。

職場では産休に入ったり産休から戻ってきたりする方が多く、そんな会話の流れで「順番的に次の次くらいに産休に入られますかね〜😊」みたいなことを言われて少々モヤっとしてしまった。女は産む機械じゃねえぞ👊しかしこんなことでいちいちモヤモヤしていてはサバイブできねえ👊歯を食いしばれ👊

解散し、せっかく近くまで来たので、夕食は広尾のアラビアレストラン ゼノビアに入店し、クスクスタジンを注文。リゾットみたいなものなので胃腸炎上がりでもギリギリ食べられそうなメニューだった。スパイスが効いていてすこしだけからい。イモと豆の滋味深さと、トマトスープを吸ったクスクスの旨みがたまりません。美味しかった。おすすめします。『見取り図の東京安くてウマくて○○な店』のステッカーもしっかり確認してから退店した。

 

3月16日

ストリップ劇場に初めて行ったのは二十歳の頃で、ストリップを観に行くのが趣味な大学の友人の勧めがきっかけだった。その頃にファンになった、あらきまいさんという踊り子さんが5月で引退してしまうと聞き、新宿ニューアートへあらきさんに会いに行った。

数年ぶりに観たあらきさんはとても素敵だった。10年前初めて観た時も素敵だったし、今日も素敵だった。たぶん今日初めて出会っていても好きになっていたと思う。踊る姿を観ながらちょっと泣きそうだった。綺麗だった。美以外のなにものでもなかった…

ストリップではショーの後に撮影タイム(チェキ会みたいなやつ)があるのだが、写真を撮る時に緊張しすぎて、大体わかっているのに「初めて来ました」とか嘘をついて写真の受け取り方の説明を要求してしまった。あらきさんが「服かわいいね」と褒めてくださり、テンパって「あらきさんがいちばんかわいいです…」と返答するキモオタムーブをかましてしまった。

推しに認知されたくないタイプのオタクだから接触イベントはほぼ行ったことがないんだけど、接触イベントに参加できる皆さんはどういう心構えで行っているんだろう…緊張に耐えられなさすぎる。みんなも「アッアッ」で終了、みたいな感じなのだろうか…?

2回目公演でチップを渡す際も、手足が震え、時の流れがスローになって何も聞こえなくなり、まともに顔も見れなくて、何か声を掛けてくれたのになんて言ってくれたのか覚えることもできなくて、もうお会いできないかと思うと涙が溢れてきて、「アッ…これが恋…」と悟った…

今回は東洋ショー興業で、大阪の東洋ショー劇場の踊り子さんが出演する週だった。ほかの踊り子さんも魅力的な方ばかりだった。

伊東紅蘭さんはオープンショーの時「マンパワー!!」と叫びながらポーズを決めていて景気が良すぎた。女性器信仰の奇祭っぽかった。挨拶の「よろしくらん!」がウータン・クランみたいな響きでいい。あとで聞いたところによると沖縄出身らしいのだが、ショーの最中に三線島唄の弾き語りを始めて斬新で笑いそうになった。ちょっと伴奏と演奏の音がズレてたから中音を上げてあげたほうがいいと思う。

上野綾さんが撮影タイムが終わった時に「嫌いな体位は騎乗位です。理由はめんどくさいからです。ありがとうございました〜」と言ってハケていって笑いをとっていたのが印象に残った。

岡村和義ポッドキャストで毎回終盤のお便りを募るタイミングでせっちゃんが「得意な体位などを教えてください」と言うんだけど、ファンから「好きな体位と得意な体位は違いますよね」というコメントがついていたことを思い出す。女性で頑張り甲斐のある体位って限られてきそうだし、「騎乗位が嫌いだけど得意」という場合もあるだろうな、嫌いだけど得意なことって、しんどいよな…みたいなことを考えた。なんの話ですか???

劇場を出て青葉に行き、『恋は負け認めなきゃ勝てない』よろしく「新宿でルーローハン 一人で食べてる」を実行。ゆっきゅんが以前ここで食べていたのだが、店外のメニュー表にルーローハンが無くて「マジでここで食えんのか?」と3分くらい逡巡してから入店した。ルーローハンはあります。

大して観に行っていなかったファンとも言えないようなファンのくせに、「十年!君のこと想った」の歌詞にあらきさん引退に対する自分の心象を重ねてうるうるしてしまって情緒大丈夫?って感じだった。泣きながらご飯食べたことある人は、生きていけます!

 

3月17日

中目黒の『禁断果実』に朝ごはんを食べに行った。店内に空席があったのでイートインで食べられたが、私が行った10時頃は普段満席なのでラッキーですよと店員さんに教えてもらった。わーい☆

エルビスとチャイを注文。昔からエルヴィスサンドのピーナッツバター、バナナ、ベーコンというギルティな組み合わせに強い憧れがあって食べたいな〜と思っていたので、その期待を越える美味しさに感動。あまじょっぱくて黒胡椒がしっかり効いているのがいい。チャイもスパイスを感じる味で美味。

途中で入店してきた中目黒セレブ親子が連れてきた、ふわふわの犬種不明な大型犬とシュナウザーとトイプードルと黒猫に見つめられながら食事をする瞬間があって、幸せで死にそうだった。動物からでも見つめられるとちょっと恥ずかしくなり、顔があつかった。結局世界を救うのは犬と猫。人の心を潤すには犬と猫しかない。インスタで禁断果実をタグ付けしてる投稿、犬撮ってる人たくさん居て幸せな気持ちになれる。

あまおうと抹茶クリームとあんこのフルーツサンドもちゃっかりテイクアウト。

目黒川沿いの桜のつぼみを眺めながら目黒シネマに向かい、『GO』と『青い春』の2本立てを鑑賞。

『GO』

このクソみたいな世の中で俺ができることとは…と思ってしまった。狂った世界だからマジョリティは生きてるだけで差別に加担し続けることになるよ、この世の中を…変えたい(野々村竜太郎)ゴミだゴミだゴミだ〜

つい最近もこんなニュースがあったらしいけど知らなかった。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/269808

『福田村事件』しかり、在日コリアンに関する映画をちょこちょこ見ていたので差別に関しちゃんと理解しておきたいなあと最近考えてる。『福田村事件』で言うと部落差別についてもよく知らないし。高校生まで北海道にいたから部落差別を感じる機会がほぼ無く教科書の中の話だった。北海道にはアイヌ差別などほかの問題があるが、わりと懐深い土地だなと思う。私のご先祖さまはギャンブルで失敗したかなんかで北海道に逃げてきたらしいし。まあ関係ないが…とにかく自分は平和ボケしているなと痛感。

これ↓が好きなセリフなんですが

「左腕真っ直ぐ出してみなボーイ。そのままぐるっと一回転しろ。よし。今お前の拳がひいた円の大きさが、だいたいお前っていう人間の大きさだ。言ってることがわかるかボーイ。その円の真ん中に居座って、手が届く範囲のもんにだけ手を出してりゃお前は傷つかずに生きていける。そういう生き方どう思う?」

あまり冒険しない性格だけど、これを聞い時に手の届くその先に手を伸ばしてみたいと思った。やれるだけやってみたいよね〜

もうほぼ関係ないんだけど、昔の自分のTwitterを覗いてみたらたまたま見つけたこの記事も、自分の手の届く範囲から手を伸ばす話だった。

https://cocoloni.jp/culture/82335/

泣ける。記事中で引用されている「踊るなら選んだ相手と、踊りたいときに好きな音楽で」は宝塚エリザベートの『私が踊る時』の歌詞らしい。歌詞を読んだら、ひとりでも踊れるみたいでそこがいい。ひとりで踊ったっていいよね。でも踊りたくなったら自分が選んだ人と好きに踊ろうぜっていう器のデカさに感動した。江戸アケミ

ちょうどこの前、同性婚を認めないのは憲法違反だと札幌高裁が判断したニュースも出てたし、みんな選んだ相手と踊れる世の中に早くなってくれ〜と思った。国籍もジェンダーも関係ないと思いたいっすよ〜そう思わせてくれ〜本当のDance Chance Romanceは自分しだいだと思わせてくれ〜世の中〜!


『青い春』

大きな音でミッシェルガンエレファントを聴きながらずっとかっこいいショットが続く映画だな〜。

『GO』で感じた、このクソみたいな世の中で俺ができることとは…の回答として、「漠然と世界平和とか望む」しかないのかも。

新井浩文が半日屋上にいるシーンエグいな、どうやって撮ったの?」と思いググッたら、インタビューで監督が「夕方から撮影を開始し、カットをかけたのは朝8時で。“撮ってる”という充足感がたまらなかった。なかなかないワンカットですよね」と語っていて鬼畜だった。ずっと桜が満開だけど撮影期間激短かったんだろうか。

衣装を担当していたのが『GO』も『青い春』も宮本まさ江さんだった。以前行った『夢二』のトークショー付き上映でも衣装担当としてコメントしていた人だったので印象に残った。90年代くらいからずっと第一線で活躍されていて、かっこいい作品にたくさん携わっていてすごい方なのだなと改めて思った。

 

3月19日

父と『The Covers 春フェス』という音楽番組の観覧へ。以前も笑点の観覧に当選して父を同行者として連れていった実績があり、棚ぼたで親孝行する機会がなぜか多い。

岡村和義の記念すべき初舞台ということで当選して本当にラッキーだった。岡村ちゃんのファンが多いのか、岡村ちゃんのファンが目立つだけなのか、その両方なのかは分からないが、会場にはピーチ・コットン・セーターなど岡村ちゃんのグッズを身に付けた強火ファンがたくさん来ていた。

放送開始直前くらいにリリー・フランキーが「今、岡村ちゃんと斉藤さんは楽屋でグズってる。出てこないかも。t.A.T.u.みたいな状態」みたいなこと言ってて爆笑した。

岡村和義めちゃくちゃかっこよかった。岡村ちゃんとせっちゃんが隣合ってるだけでも「オタクの見た夢か?」と思うのに、岡村ちゃんがデンスしてせっちゃんがギターを弾いているのを実際に観られるなんて…喜びで胸が苦しい。6月にワンマンライブ行ったら心臓が爆発する可能性がある。3階席だったが双眼鏡で十分観られて眼福だった。でも岡村ちゃんとせっちゃんどっちを見ていいかわからずキョロキョロしまくった。

『夏の終わりのハーモニー』は2人にぴったりな選曲で最高だった。カラオケでデュエットしてんのかわいいだろうが。観覧客だけ特別にと披露していた『春、白濁』はちょっと走っていて最高だった。上白石萌歌が感想として「生ききって死にきる感じでしたね」と言っていて、的確かつ独特で笑った。

収録後の写真撮影時にせっちゃんと岡村ちゃんがケツをまさぐりあっていて、「それはオタクが見たかったやつ…」と頭抱えた。ファンサだと解釈しました。二人してスタレビ根本さんに話しかけたりしていてかわいかった…

ほかの出演者も豪華だった。スターダストレビューは言わずもがななんだけど歌とコーラスが笑いそうなくらい上手かった。アイナ・ジ・エンドは錚々たる面々の中でも確実に印象に残るパフォーマンスをしていてかっこよかった。斉藤由貴はオーラが凄まじく、中島みゆきの歌はこういうゆらぎ感のある人が歌ってこそという感じ。日食なつこの宙船のピアノ弾き語りもアレンジが面白くてよかった。リリー・フランキーは基本的にスナックにたとえたコメントしかしなくてウケた。上白石萌歌は「スタレビからしか得られない栄養がある」とオタク構文で発言しておりおもしれー女だった。MCも落ち着いててさすがに立派すぎるし顔が小さすぎた。

 

3月20日

昨年出産した友人と3ヶ月ぶりに会い、田町のゼロワンカレー A.o.Dでランチ。以前も2人で行って感動したのだが本当に美味しい。この頃新規開拓しても「本当に美味しい」と思えるカレー屋に行けていなかったので、こんなに美味しいって普通のことではないのだなと改めて実感。スパイスの使い方に驕りが無くただただ美味い…何様?って感じの感想なんですが…

私はケーキセットとラム肉のカツレツを注文。カレーはフィッシュカレー(マグロほほ肉)とベジマサラを選択。タイカレーのような味わいのフィッシュカレーが美味で、ラムカツは旨みがエグくて“飛ぶ”タイプの料理だった。デザートを三種から選べたのでスパイスカラメルソースの濃厚プリンにしたが、これも目玉が飛び出そうなくらい美味しかった…

退店後、適当にカフェに入ったら番号札としてコレをもらった。強いこだわりを感じる。

産休中の友人は4月から仕事に復帰するのだが、もとの部署(比較的ホワイト)ではなくて退職者続出のブラック部署に移されると急遽決まったらしく、翌日に人事面談を控えていた。こんな非人道的なことが横行しているんですね…。不安がる友人にアドバイスを求められたが、知識が無さすぎて「金属バット持っていったら?」「ストを起こすならハンガーストライキが効くらしい」とかしか言えなくてガキで本当にごめん…と思った。

私が新井浩文が何をやらかしたのかをあまり覚えてなくて友人から教えてもらったんだけど、なぜか私の仲のいい友人は大体著名人のやらかしをしっかり覚えているので感心する。私も著名人が犯した犯罪すべて覚えておきたい。

EITAもARATAもモデルから俳優になって最終的に漢字フルネーム表記になったよねみたいな話をして解散した。なんの話?

テアトル新宿へ向かい、『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』を鑑賞。井浦新ガチ勢の私は前作も観ていたし、今作も昨年10月の完成披露上映みたいなものに行ったのだが、『GO』を観て「これも在日コリアンに関する映画だったな」と思い出し再度観に行った。すごくいい映画なのにあまり話題になっていないようで観客も少なく寂しい。東出昌大がとにかくいい。「何この演技?」と思うかもしれないけど、モデルになったシネマスコーレ代表の木全さんとそっくり。実物のクセがすごすぎる。80年代の邦画の知識があるとより笑える内容になっている。井上監督が『福田村事件』の現場で出演依頼をしたためキャストがかなり被っているので、ぜひ『福田村事件』のパラレルワールド作品として楽しんでほしい。

目黒シネマへ移動し、『ラビリンス/魔王の迷宮』を観る。先日も目黒シネマに来たがその時は上映時間の都合がつかず観られなかったので…

心が穢れすぎたオタクなので「世界中のオタクが描いたラビリンスのエロ同人ください」の気持ちになってしまった。設定がエロ同人すぎないか?終いには「下僕になる」的なセリフあるし。し、しもべ!?エロ…と思ってしまった、俺が悪いのか?

あとボウイの股間が露骨すぎる。と思ってTwitter検索したらみんな同じことをつぶやいていて安心した。

 

3月23日

父と東銀座の「船見坂」に行き函館塩ラーメンを食べた。特塩そば、具材が多くとても美味しい。こういう塩ラーメンについて「味に特徴が無い」とかクチコミに書いてしまう人のことを内心馬鹿にしています。

TOHOシネマズ 日比谷で『ゴジラ-1.0』を鑑賞。アカデミー視覚効果賞受賞を期に父が観たがったため。

話のだいたいが「エ〜ッ!?」「そうはならんやろ」「まあそんなことだろうと思ったわ」で構成されているのでお話自体は面白くないと感じた。少数精鋭低コストで高クオリティのVFXを実現したことが評価されているようなのでそこは納得。

でも「俺の戦争はまだ終わってないんですよ」というセリフは刺さった。きっとどんなファンシーな人にでもそれぞれの戦争があり、それを終わらせるために人生があるのかもしれないですね…知らんけど。

友達のSNSとかブログを読んだり、直接会って赤裸々な悩みとかを聞いたりしてるとき、「この人の戦争はこんな感じか…」と思う。たとえば仕事かもしれないし生活かもしれないし婚活かもしれない。みんなそれぞれに課題があり、きちんと向き合って対処しようとしているところが尊敬できる。その時々で変わる課題もあれば、人生のテーマくらいデカいことを相手している場合もある。だいたい大テーマが解決していないことで小さい課題が発生してるんじゃないかな〜とも思う。

私の戦争は、食欲、所有欲、執着心、疑心暗鬼、人間不信、社会不信、ミサンドリー面従腹背、縄張り意識、凶暴性とか…基本己との戦い️💪️敵は己の中にある💪

 

3月24日

友人と3人で中目黒へ。4年前のコロナ禍突入直前にも同じメンバーでここに花見に来た。今年は桜が一輪も咲いていなかった。4年前と同じようにローソンで缶ビールを買ったり屋台でラム串を買ったりして、目黒川沿いを散歩した。「宇宙一輝け なにわ男子」「齋藤潤くん 日本の宝」「モーニング娘。は永遠の愛の形」などと書いたぼんぼりを見つけてはカメラに収めた。開花していれば混雑必至だが、桜も咲いていないし小雨だしで人気もまばらな目黒川は心地よかった。

シュマッツでクラフトビールとソーセージとザワークラウトを飲み食いし、気持ちの昂りに任せカラオケに移動。全員で『恋愛レボリューション21』や、はっぱ隊の『YATTA!』を歌って「いい曲すぎる」と心を震わせた。

 

3月27日

渋谷La.mamaLEO今井とトリプルファイヤーのツーマンを観た。

LEOギャルかつ鳥居ギャルである私歓喜の企画。たぶん上京してから一番ライブを観てるのがLEO今井で以前使っていたTwitterアカウント名もLEO今井の曲から取ったし、鳥居ギャルとしては『Killing Me Softorii (With His Song)』というポッドキャストにお便りを送ったり『鳥居ゼミ音献購読』というイベントに行ったり(5月も申し込んだ)する程度にはファン。一般チケットで来てる客は女性ばかりだったけど、10代無料チケットで来てる客は男性が多そうだった。La.mamaはビールの種類が多くていいです。

トリプルファイヤーは新曲と既存曲の新アレンジが良くて…『ギフテッド』が好きです。トーキング・ヘッズぽくて踊れる。トリプルファイヤーとLEO今井の共通点はトーキング・ヘッズ。曲名はわからないけど「そのうち沸騰する水」みたいな曲もギターがかっこいい。Tighten upみたいなイントロがついた『カモン』もいい。吉田がLEO今井について「才能のある人の目をしている」みたいなことを言っていて会場が苦笑いに包まれた。

LEO今井は4年ぶりに観に行ったら4年前とセトリがほぼ変わっていなかったけど演奏がめちゃくちゃかっこよくなっていた。比較的新しい曲の間に『Karaoke』『Venom』みたいな古い曲やってくれるのが嬉しい。ずっと同じメンバーでやってるのがいい。トリプルファイヤーの方がファンが多いんじゃないかと思っていたけど、LEO今井の方が盛り上がっていて意外だった。単に音楽性の違いのせいかもしれない。

トリプルファイヤーさん、新譜の発売日早く教えてください。LEO今井さん、Kimonosのセカンドリリースしてください。KimonosはFruity Nightだけでも音源化してください。

 

3月29日

友人3人と二子玉川で飲んだ。

全員が愉快な酔っ払いになり、カラオケへ移動して『喝采』選手権を開催したり、杏子のように踊りながらBARBEE BOYSの『目を閉じておいでよ』をデュエットしたりと楽しい時間を過ごした。久しぶりに会う人も居たので若干萎縮していたが、最終的に肩を組んで歌っていたので飲酒って不思議ですね。

最近家族間の占星術的な相性について気になっているので友人たちに聞いてみたら、双子座の子の過干渉気味なお母さんが乙女座で「それはそういう関係性になるだろうな〜!」と納得感があり面白かった。

私の家族は母・兄・私が牡牛座、父が山羊座で4人が地のエレメント、妹2人が水瓶座で風のエレメントなのだが、めちゃドライな印象を受ける。家族間での感情的なぶつかり合いとか無かった気がするし。もう全員いい大人なのでバチバチする場面と言えば家事くらい。私と父が妹たちに向かって「この日は掃除当番なので家の掃除をしてください。なぜシンクに食器が溜まっているのですか?すぐ洗ってください。」と杓子定規に言うのに対し、妹たちが「この日は無理なので違う日にズラします。今はできないので手が空いたタイミングでやります。」と自分の裁量で進めようとしていがみ合う、みたいなお決まりのパターンがある。年少2人が自由な水瓶座なことによって、年長者が現実的なサポートをして、代わりに年少者は新しい風を取り込んできてくれる絶妙なバランスなのでは。たぶん親が風で子が地だったらつらかったと思う。人数多いのも孤立無援にならないからいいんだろうし。頑固で動かない固定宮の牡牛座・水瓶座を活動宮の山羊座が適度に動かしている感じもする。みたいなことを考えています。突然わけわかんないことを話し始めてすみません。この解釈で合ってるのかはわかりません。

 

3月30日

桜が咲く前に最高気温が24度を超え、春を通り越していきなり夏がやってきたような陽気。日中は半袖で日陰を選んで歩かないと暑かった。月初のライブで買った柴田聡子のTシャツをおろしてご機嫌。

昼に家族と大森を歩いていたら、キネカ大森のポスターが貼ってある窓のところに片桐はいりがいて窓拭きをしていた。片桐はいりは大森出身のよしみで、よくキネカ大森でチケットのもぎりをしている。なんでもこの日はキネカ大森40周年の記念日で、そのお祝いのために来ていたらしい。手を振ったら振り返してくれた。おめでたい。

午後は先月サイゼリヤとカラオケに行った知人と今月もサイゼリヤとカラオケに行った。サイゼリヤで通された席が先月とまったく同じ場所だった。タイムリープしてる?

サイゼでは前回に引き続きタロット占いを行った。自分の年始から今までと4月の運勢について占ったら、かなり赤裸々かつ心当たりのある結果になり動揺。「ここ何週間か僕は独りで色々考えてた」状態だったのがモロに結果に反映されていた。ひとりよがりに考えるのではなく人と話した方がいいのかもしれない。健康に関しては飲みすぎに気をつけるように、という結果だった。偶然出たカードなのに本質を捉えすぎじゃないか?

知人からものすごい愛に関する話を聞いて「ねぇものすごい愛だってあなたは思わないの?」になった。同年代の友人達が家族を築いてくタームに入ってから度々思うが私は魂のステージが低いのかもしれない。マズローの欲求5段階説で言うところの肉体的欲求しかない。みんなすごいよ…。でも「遊んで食べて寝てちゃダメ?」とも思う。息を吸って吐くっ!!それが生きる道。

2日連続で飲酒→カラオケコースだったが元気に帰還できて良かった。よく考えたら酒飲んでカラオケ行くやつやりすぎですね。

2024年2月

2月はネット上でトランス差別的な発言を何度か見かけて落ち込んだり、低気圧と寒暖差による際限ない鼻水とだるさに襲われたり、ウイルス性胃腸炎になったりと、結構ハードモードだった。でも遊びまくりました。ライブのチケットも買いまくったので未来が楽しみ。8月までに10本くらいライブ行く予定ある。

菊地成孔に突然爆ハマりして、YouTubeで『コロナ期における菊地成孔のスタジオライブ』見まくってた。キスの止め方、MIRROR BALLS、色悪、鉄の馬と女、ただの夏とか。菊地成孔への愛憎が高まってます。あの感じであの声であのパフォーマンスなのムカつく。DNA(だいっキライなのに愛してる)状態。

早すぎるけど今年のベストアルバムは柴田聡子の『Your Favorite Things』になりそう。発売されてから1日10周はしてる。

2月は愛憎で疲れたので3月は落ち着きたい…感情がいっぱいすぎた、もう少しアウトプットするとか知的活動するとか逆にまったく考えないとかに時間を使いたい。

 

2月1日

ファーストデー、すなわち映画が安い。映画館に行くしかない。

仕事を終えて新宿に向かう。数日前からラーメンが食べたくて仕方がなかったので麺屋 海神へ。あら炊き塩らぁめん へしこ焼きおにぎり付きを注文。淡麗スープの塩ラーメンしか愛せないのかもしれない。ここで糖質を摂りすぎたことがこの後命取りになる。

新宿ピカデリーで『レザボア・ドッグス デジタルリマスター版』を鑑賞。

基本、会話シーンと暴力シーンしかないので、暴力シーンが終わると同時に緊張の糸が切れ、序盤の会話シーンで少しうとうとしてしまった。ぜんぶ糖質のせい。自業自得。

人がたくさん死ぬのを観たらスカッとすると思っていたが、普通に「痛そ〜🥺」と思ってしまってストレスが溜まった。あと物語がやるせなさすぎて疲れた。ド平日の夜に観るものではなかった。

ガチガチのホモソ映画だけどかっこいいのはかっこいいよねと思いました。女性がほぼ出てこないのに、重要なトリガーを握っているのが女性なのは示唆的じゃないか。

ある曲が『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでも流れてたけどオマージュだったんか!という気付き。

散々魅力的に描いてきた登場人物を酷い目に合わせるやつ、「鎌倉殿の13人で観たやつだ!」と思った。鎌倉殿って『レザボア・ドッグス』だったんですか?

にしても、新宿ピカデリーの予告の時に結婚式場の広告が2回も流れるのはいただけない。平日夜に『レザボア・ドッグス』観に来るような奴が結婚式挙げると思いますか?ターゲティング広告をしろよ。

 

2月2日

定時で無理矢理仕事を終え銀座へ。閉店間際の泰明庵でせりカレーそば(せりの青々しい爽やかさと肉の旨みが相乗効果を生み出しめちゃ美味い、そしてクソ熱い)を高速でたいらげる。私が食べている目の前で店員さんが帳簿をつけ始めたので、カレーが飛び散らないように細心の注意を払った。

ずっと公開を楽しみにしていた『ストップ・メイキング・センス 4Kレストア』をTOHOシネマズ日比谷のIMAXシアターで鑑賞。公開日に観に来られて本当に良かった。

想像よりもずっと良くて…ヤッッッッッバすぎる…4K映像もヤバいけどIMAXがマジヤバい。すぐそこで鳴ってるじゃん!てなる。グランドシネマサンシャインでもIMAXで観たい。

今までも5回くらい劇場で観てるから内容について何を言えばいいか最早わからないけど私のベストライブ映画です。私の中でベストを更新し続けていてすごい。特にThis Must Be the Place泣きそうだった…いつどんな状態の自分で観ても最高の映画だと思えるからありがたい。

本当は立って踊りながら観たいけど、もう知らねえ〜と思って座りながら最小限で踊った。上映後に拍手と歓声が起きて「だよな!!!」と思って自分も拍手した。

ほぼ満席で、白髪の年配男性が多めだったけど外国人とか客層は色々。普通に藤原ヒロシが観に来てて「(藤原ヒロシだ…!!)」となった。興奮冷めやらぬ中パンフレットを購入して帰宅。幸せだ〜

 

2月4日

早起きして下高井戸シネマで『ツィゴイネルワイゼン』を観た。

昨年ユーロスペースで『夢二』を観た時、上映後に撮影時のスタッフ3名が登壇するトークイベントがあって「浪漫三部作を観てはじめて清順を観たと言えるので、ぜひ観てくださいね」という趣旨のことを言っていたので観に来た。

映像は美しいんだけど、音のバランス(人物が遠いところにいるシーンなのに近くでしゃべってるみたいな音がする)が気持ち悪かった、古い映画だとマイクの性能的に仕方ないのか??

『夢二』がポップすぎて、比較すると単調に感じられてしまったけど、藤田敏八が…かっこよかった…声がいい…。好きなシーンは眼球舐めのシーンです。サンキューです。昔の樹木希林が思ったより樹木希林だった、樹木希林はずっと樹木希林。節分の翌日に観に行ったら豆まきのシーンがあって奇遇ですねと思った。下高井戸シネマ空調が鬼アツで死ぬかと思った…

レジの内側にかわワン(かわいいワンちゃん)がいるメイリーで魯肉飯を食べ胡椒餅をテイクアウトし、さらに小倉庵でたい焼きを買って帰った。普段あまり下高井戸来ないから欲張ってしまったけど全部美味しかった、また行きたい。

夜は上の妹の誕生日祝いで自宅でピザとケーキを食べた。ドミノピザ安すぎないか???ありがとうドミノピザ。

 

下高井戸への行き帰りで柴田聡子の『素直』の歌詞を初めてちゃんと眺めてみたら、かけがえのない人との別れ(死別?)について描かれているっぽいことに気付いて感情生命体(頭の中が心でいっぱいになっている状態)になってしまった。

その声でなくちゃ、その耳でなくちゃいけないってこと、ありますよね…一人でいる時に特別なことが起きたら「あー今あの友達が隣にいたら盛り上がっただろうな」って思ったり。か、かけがえがなさすぎる(泣)。暑い夏の台風の夜、鉛色の服を着たその人は水底に沈んでしまったのかな。日差しを浴びる度、もう会えないその人の目が青空から自分を見つめてくれているように感じていたのかな。いや…さすがにかけがえなさすぎる(泣)。

あとメロディもほぼ繰り返しが無くて、別れを受容する時系列を表しているようですごい。映画的な構成を感じる。「たった一度歌ってくれた〜」のところは回想シーンっぽいドリーミーさがあって。声も曲もいいのに、歌詞もこの描き切りようって、畏怖すら感じる。去年バンドセットでのライブを観るまでは理解しきれていなかった柴田聡子のすごさをここのところ改めて痛感していてアルバムも楽しみ。

 

2月8日

IMAX上映が2週間限定なので早くもう一度観ねばと思い、グランドシネマサンシャイン池袋で2回目の『ストップ・メイキング・センス 4Kレストア』鑑賞。

グラシネ初めて来た!スクリーンでかくて入った瞬間めちゃアガる〜!IMAXは日比谷の方が音の聴こえ方が好みだったけど楽しいことに変わりなし。

うすうす勘づいていたけど平日夜は疲れていて映画にあまり集中できない😇でも週末にまとめて観るのも疲れるし名画座だとそもそも土日はスケジュール的に観たいものが上映してないとかあって映画観るの難しすぎませんか?みんなどうやって映画を観ているんだ…

立喰さくら寿司でサッと食べて帰った。マジで最高の寿司屋なので是非行ってみてください。鉄火巻が美味かった〜

 

2月9日

妹に誘われて滝音×マユリカの『夢夢夢らいぶ』へ。一緒に行くはずだった友人が来れなくなったそうで私にチケット譲ってくれた✌️

最近妹がマユリカにハマっていて、うなげろりん!!でおすすめの回を訊いたら初手で『オセロの駒』を勧めてきてお前大丈夫か?と思った。

Aマッソ村上が体調不良のため代打でZAZYが出ていたんだが、存在がめでたすぎて視界に入る度体温がちょっと上がった。

お笑いライブあまり来ないから、こういうところでやってウケたゲームをラヴィットで紹介しているのか〜!と気付き謎の感動があった。ルール説明の段階で全然面白くなる予感がしないゲームがやってみたらめちゃくちゃ面白くなるの、芸人さんてスゲ〜!と思った。

ルミネtheよしもと、今後やるイベントのポスターがいっぱい貼ってあるんだけど、佐久間一行ロバート秋山のイベントが気になりすぎた…また来たい。

 

2月10日

今年は寿司職人として頑張っていきたいなと思っていたので、かっぱ橋に飯切(シャリを作る時に使う木の桶)を買いに行った。

サイズに迷ったため店員さんに4人家族であることを伝えたところ、「お子さんまだ小さいですよね?でしたら…」と2人の子どもがいる夫婦の家庭を想定した会話が進んでしまった。訂正する手間を惜しんだ結果、「小学生くらいですか?何歳と何歳ですか?😊」と聞かれ、もごもごしちゃって情けなかった。

こういう時すぐに「いや大人4人です」と正直に言うか「上の子が今年小学校で〜」とかすらすら嘘をつける人になりたかった。コミュニケーションコストを払うのを億劫がってしまう癖があって、「いや、違くて〜」が言えない人間…

飯切が入ったでかい袋を抱えながら『哀れなるものたち』を観に行く。

前評判が良くて期待して行ったけど、美術も音楽もストーリーも素晴らしく、観に行って良かった。ダンカンバカヤロー。エマ・ストーンの演技も素晴らしい。

男性の言動に反発して生きてきた人生だったので主人公にかなり共鳴した。おばあちゃんカッコイー映画でもあるので、カッコイー年配女性を見て人生の指標にしたい方にもおすすめしたい。

最高だなと思ったけど、男性はどう思うのか感想が気になる。

スチームパンク的な世界観で全体的にファンタジーな作りだけど、残念なことにこの映画で一番ファンタジーな存在はマックスなんですよね…あんなに愛と理解のある都合のいい男性はこの世に存在しません。無念。さようなら…

「3回こすっただけでイッちゃって嫌だった〜」みたいなセリフを聞いた時、「持久力ないと恋愛関係にある人とセックスする時プレッシャーになって大変そう…」と早漏男性になぜか感情移入する事故が起きた。性生活に課題がある人にとって性風俗って救いにもなるのだろうな〜と最近思う。

 

2月11日

友人3人と原宿で遊ぶ。Jennifer Seven Old School Burger Shopでジェニファーセブンチーズバーガーとバナナスプリットを食べて満腹になった。付け合わせのスイートポテトフライが絶品。テイクアウトしたキャロットケーキを含めすべてすごく美味しかった。

内装がアメリカンでかわいいのだが、一つだけラース・フォン・トリアーぽい世界観の羊の絵が飾ってあって友人がやたら怖がっていたのが面白かった。

自分の誕生日会を計画中(というか夢想中)だと話したら「手伝うよ〜!」と言ってくれて嬉しかった。人に何かを頼むのがものすごく苦手なので依頼の仕方から学んでいきたい。

食後、根津美術館に行って展示を観たり庭園を散策したりした。展示内容は『魅惑の朝鮮陶磁&謎解き奥高麗茶碗』と激シブ。

私にはまだ陶器や茶碗を見て「いいものですね〜」とか言える感性が無かった。小さい展示室にあった雛人形シルバニアファミリー的でかわいくて友人たちと盛り上がった。根津美術館は都会のど真ん中にあるのに庭園がめちゃくちゃ広くて見応えがあり、写真を撮りあいながら隅から隅まで歩き回ってハンバーガーを消化した。

疲れた、休みたい、もっと話がしたい、甘いものが食べたい、といった声が上がり、CICADAに入る。周りがプールのようになっているやたらラグジュアリーなソファ席でチーズケーキを食べた。グルメな友人から「チーズバーガーとクリームチーズが乗ったキャロットケーキとチーズケーキを頼んでいるということは、チーズが好きなの?」と古畑任三郎のような名推理を繰り出されてチーズ好きを自白した。

帰りがけスーパーでネタを仕入れ、前日に購入した飯切を使って自家製握り寿司を家族に振舞った。ビギナーズラックだと思うが、刺身の柵を上手に切ることができて普通に美味い寿司ができた。寿司作りのために買った赤酢もいい仕事をしている。ワサビや酢はもっと効かせた方が良さそうだし、もっと固めに握っても良さそう、あとネタの鮮度にこだわればもっといいものになりそう…など改善すべき点も見られたが概ね満足。妹からも「家族にいて欲しい人材はネイリストと寿司職人」と喜びのコメントをもらった。今後も修行に精を出したい。

 

2月13日

私が敬愛するDIVAのゆっきゅんと、その友達で作家の柚木麻子さんがトークイベントをやるということで、ヒューマントラストシネマ有楽町で『テルマ&ルイーズ』を鑑賞。

最高の映画だった…中高生の時に『ゴールデンスランバー』を読んで以来ずっと思ってるけど、「痴漢は死ね」なんですよね〜。不愉快な野郎共をどんどん破壊していく様が痛快だった。強盗シーンと爆発シーンがおもろすぎる。車高が低くって本当に良かった(冬が寒くって本当に良かった)。

レザボア・ドッグス』と被っているキャストがいて、同時代の作品を続けて観るのいいなと思った。ハーヴェイ・カイテルは人情に厚いおじさんの説得力がありすぎるし、マイケル・マドセンはかっこよすぎないか?

ルイーズがずっとかっこよくてこんなのは惚れてまうよ。「君を幸せにしたい」っていうプロポーズに「私今幸せだよ」って断るの良すぎた…結婚だけが幸せじゃないですしね、ていうかこれが1991年の作品なの信じられん、エバーグリーンすぎる😭

トークイベントはほとんど漫談で終始笑えた。「メイジ・ザ・キャッツアイで紀香が急に消えたと思いきや高く舞い上がった」って話ほかでは聞けないでしょ。

  • 女性が脇役を含めてきちんと人間として描かれていて女を嫌に描くシーンが無い
  • 乗り物が自動車であることの必要性(主人公の二人ともが運転できて、自分でハンドルを切って自分で進めていく=自分で自分の人生を進めていくことを示唆している)
  • 色んなものが壊れていくけど、2人の車は壊れない
  • 友達2人で観に来るのが絶対いい
    みたいな話が良かった…。

ゆっきゅんの服(ターコイズブルータートルネックと豹柄パンツ)と私の着てきた服(ロイヤルブルーのハイネックとダルメシアン柄スカート)が似てて、寄せて良かった〜と自己満足した。

ゆっきゅんの顔を見たら「これはファミレスに行かなくてはならないのでは?」と思いサイゼリヤに直行。案内されたのがドリンクバーの真ん前という神席でテンションが上がった。サイゼリヤが異常に好きだ…

 

2月14日

浪漫三部作をすべて観るために再び下高井戸シネマを訪れ『陽炎座』を鑑賞。

正直なんかつまらん…と思って観ていたが、クライマックスのカタルシスがすごかった。イクラ丼みたい!

松田優作の身体性を楽しむ映画だなと感じた、松田優作がとにかくかっこよくて、股下が3mくらいある。やっぱり三部作では『夢二』が一番好きだ…ほかの清順作品も観たい。

平日に2夜連続で映画を観に行って疲れが溜まっていたのか、翌日尋常ではない腹痛に襲われた。

 

2月17日

2日前にウイルス性胃腸炎を発症したが、医者から処方してもらった薬と気合いで無理矢理治した。

ランチは家族と有楽町あけぼのでカツ丼を食べた。前日までほとんどゼリーやお粥しか食べていなかったから食べ切れるか不安だったが大丈夫だった。気合い。

あけぼの大好き。お店の人の働きぶりがスムーズかつ丁寧でやさしくて好きすぎるし、カツ丼も美味しすぎる。お新香もそれぞれ個性のある三種が盛り合わせてあって細部まで心遣いが見えて最高。空気階段とかシソンヌとか芸人のサインがたくさん飾ってあるのもいい。ニッポン放送帰りに来たりするのかな?

夜は3度目の『ストップ・メイキング・センス』鑑賞。『アメリカン・ユートピア』と2本連続での強制スタンディング上映だった。病み上がりのくせに最前列で踊りまくって筋肉痛必至だった。年齢層が高いからか思ったよりおとなしいお客さんが多かったが、同じく最前列にいた3人組は『アメリカン・ユートピア』の演者のコスプレをして脳みそのレプリカなどたくさん小道具を持ってきていて熱量がすごかった。何をどう使うべきかわからず小道具は持っていかなかったけど、ペンライトやエッグシェイカーみたいなものを持っていけば良かったのかも。応援上映の類って鑑賞者の創造性を試されるよね…

 

2月21日

松屋で久しぶりにシュクメルリ定食をかちこんで、新宿武蔵野館に行って『熱のあとに』を観た。

新宿ホスト殺人未遂事件にインスパイアされた作品ということで気になっていた。

愛って何かね…という気分になる映画だった。木竜麻生って底知れない役が本当に似合うな〜!『わたし達はおとな』の時も最悪な気持ちにさせてくれてサンキュ、という感じだった。橋本愛や水上恒司など朝ドラに出るような爽やかな俳優陣が主要人物を演じていて絶妙なキャスティングだなと思った。

上映後、脚本のイ・ナウォンさんと山本英監督のトーク&ティーチイン(レポートが上がっていたよ)があった。人物造形のためにサブテキストをたくさん書いたとお話していて、実際に朗読してくれた。映画作りってこういうこともするのか〜と勉強になった。

韓国出身の脚本家が「幼少期から北朝鮮との戦争が起きるんじゃないかという不安がずっとあり、同じ言葉を喋っているのに戦争が起きるということは、果たして言葉とは万能なのだろうかと思った。言葉は相手を変えていこうとする側面があり、相手を変えようとするのは暴力的な行為だが、見つめ合うのは相手から受け取る行為だと思った」といった話をしていて、実感を伴った言葉だな…と考えさせられた。

ちょっと関係ないんだが、石井ゆかりさんの2024年の占いの文章を読んだ時に「理性や科学は万能か?理性や科学によって戦争は無くせる?」と疑問に思ったのを思い出した。

 

2月23日

知人と会い、タロット占いをさせてもらった。

昨年久しぶりにお会いした時に私がタロット占いを始めたのを知ってくれ、「占ってくれませんか」と声を掛けてくれたのがきっかけ。

サイゼリヤの隅っこで天使に見守られながら、気になる絵柄のカードを選んでもらったり、ケルト十字スプレッドを使ったりして占いをさせてもらった。

話を聞きながらカードの解釈をしていたらセラピーのようになってきて、結果的に7時間くらいサイゼにいた。学生の時でもこんなにサイゼにいたことはない。

タロット占いをやっていると「え〜?この位置にこのカードが出ているけどどう解釈すればいいんだ…」とモヤりまくることも多いが、今回は相手の状況と照らし合わせてカードを解釈することができた気がする。この日のためにタロットの本を買い足して研鑽を積んでいた甲斐があった。

前日に練習がてら妹の直近の運勢をケルト十字で占わせてもらったら、未来の位置に魔術師、望み・恐れの位置に世界、結果の位置に愚者が出て、こんなすごい結果ある?というような出方で「スタートにぴったりの時期。なんにも考えなくても上手くいく」みたいな捻りのない回答しかできなかったんだけど、翌日仕事でありえんくらい良いことがあったらしく「占い当たってたよ〜♪」と報告してくれた。嬉しい。手応え。

 

2月24日

堂島孝平生誕フェス -2024-』をアーカイブ配信で観た。友人も現地に行っていてすごく気になっていたライブ。

堂島孝平さん、最高…もうずっと堂島くんがかわいくてかっこよくてアイドルでしかなかった。お誕生日おめでたすぎる。昨日ちょうどカラオケでバイバイ・ブルース歌ってたから、セトリに入ってて私信かと思った。真城めぐみさん素晴らしい、真城めぐみさんになりてえ〜

知ってる曲もちょこちょこあるくらいの知識で観たにも関わらずすべてが良すぎて、好きな曲がたくさんできた。銀色クリアデイズが耳から離れない。

お祝いゲストの竹内朱莉さんもかわいくてカラッとした感じの人で素敵だった。贅沢に使っているというか遊びすぎた演出だったけど楽しかった。

堂島孝平さんのライブやMCを初めて見たが、藤井隆のと感じが似ている。宙に舞う演出を観てるとき、藤井隆のライブで徳井義実がポールダンスしていたのを思い出した。SLENDERIE RECORD10周年ライブには堂島くん出ないのだろうか?いつぞやピューロランドで観たライブのように藤井隆堂島孝平が並んでステージに立っているところがまた見たい…

 

2月25日

遠方に住んでいる友人が東京に来ていたのでランチ。いつも時間作ってもらっていてありがたい!

話した中で書ける内容は「“あなたはすぐに写真を撮りたがる”ってリベンジポルノのこと?」くらいであとは言えないことしかない。適度に理性から解放される時間を持ちたいものです。品川のオーバカナルにロマンスグレーをおかっぱにした二次元キャラみたいな店員さんいて最高でした。

友人と別れて東京都現代美術館に移動し、トークイベント『クロストーク 市原えつこ×小沢剛』を観に行った。

市原さんは東京藝術大学大学院に在学中で、その指導教官がアーティストでもある小沢剛さん、という関係性。前半は市原さんのこれまでの作品と今後制作予定の作品についてプレゼンし、後半はそれを受けて小沢さんに制作相談及びフィードバックをもらうという構成だった。

昨年Twitterで市原さんの存在を知って「なんて変な人なんだ…」と心を掴まれたばかりだったので、市原さんのこれまでのキャリアを詳しく知れてとても面白かった。

小沢さんからの講評を聞いていると、学生時代にゼミの教授から指導を受けている時の緊張感が蘇ってきてゾワゾワした。しかし、作品テーマの明確化を促したり、制作の意義は何なんのか、これらを見せて鑑賞者にどうなってほしいのか?といった問い掛けをしたりと指摘が鋭くて、アーティストが作品を作る過程での視点が垣間見えた。小沢さんが「要素がうるさすぎる。思い付いたものの7割は捨てるべき。捨てたものは次の作品に使えばいい」といった話をしていて身につまされた。

イベント後に『シナジー、創造と生成のあいだ』展も鑑賞。開催挨拶を人間が書いたものと生成AIが出力したものの2種類展示したりしていてコンセプトが興味深い。市原さんの作品も楽しんだが、後藤映則さんの作品(3Dプリンタと光を使ったオブジェ)と花形慎さんの作品(身体の目ではない位置にカメラ、目にヘッドマウントディスプレイを装着して視覚の位置を変え、人の動きの再構築を試みる)が凄くてかなり衝撃だった。

前日に堂島孝平生誕フェスで拝見していた竹内朱莉さんの作品も無料で観覧できるスペースに展示してあってセレンディピティ感じた。

展示を観た後も少し時間があったので、『MOTアニュアル×デヴィエーションゲーム』というトークイベントも途中から覗いていった。

木原共さんという、AIを利用した作品を作るメディアアーティストでありゲーム作家でもある方がメインで話していた。「自動車の自動運転に採用されているAIカメラに人間だと認識されないようにしながらゴールまで辿り着いたらクリアできるゲーム」、「過去5年間に自分が経験したことをAIに読み込ませ、今後有り得る自分の未来の分岐を出力してくれる日記」など面白い作品をたくさん手掛けているようだった。もっと詳しく知りたい、最初からトーク聞けていたらな…と後悔。

明和電機土佐信道社長も登壇していて、作品を販売することについて「制作にガチになればなるほど、コアなものが出来上がりがちなことをどうにかしたかった。販売するならB級感が大事。ヤンキーにも買ってもらわないといけない。普及させる事とやりたい事のバランスを考える必要がある」といった話をしており、土佐さんってひょうきんなイメージだったけどアートを販売することを第一線でやってきたすごい人なんだなあと感銘を受けた。

AIが老害化する可能性がある話(人間が作ったものを読み込ませるとAIが馬鹿になっちゃうらしい)なども面白かったし、「決断自体はAIに任せてはいけない、官僚が全部コンサルに任せていることなども危惧すべき」といった言葉も「AIもタロットと一緒で可能性の提示をしてくれるものだなあ〜」と思って興味深かった。

夜はもうすぐワーキングホリデーに行く、大学時代ゼミ同期だった友人の送別会に参加。恩師(50代男性)も来ていたんだけど爪の形が美しくつやつやで「どこでケアしてるんですか!?」と聞きたくなった(聞かなかった)。誰か代わりに聞いて…。

2024年1月

(ダラダラ長いです)

今年はブログを更新したいという気持ちがあったのにいつの間にか置き去りになっていた!とりあえず書くよ!

1月は遊びに遊びまくっていて予定が無い土日が1月27日のみだった。せっかく時間があったのに、まちがって2個手に入ってしまったチェキの一方をメルカリに出したりヤーレンズに思いを馳せたり『不適切にもほどがある!』1話を観たりしていたら1日が終わりました。意義はあったと思います、メルカリ売れたし。

ついては1月あったことと感じたことを述べることとしますね。

 

1月1日〜3日

地元北海道に帰省。大晦日に体験施設で教えてもらった寿司の握り方を反芻しながら「今年は寿司職人としてやっていこうと思う」と決意を固めた。

毛ガニ食って花咲ガニ食ってタラバガニ食って牡蠣食って寿司食って道産黒毛和牛のすき焼き食って。このために毎年命をすり減らしてるなと感じる。初詣で大吉ひいたし年賀状も納得できるモチーフのものを描けたんで幸先がいい。

とか思ってたら能登半島地震が起きちゃって。今年はフェリーと深夜バスを使っての帰省という体力バカコースだったんだけど、帰りのフェリーが欠航になった。代わりに新幹線で青森まで行って「絶対に全旅程を新幹線にした方がいいな」と悟る。青森県出身の友人に教えてもらった喫茶店ザッハトルテを食べたり、ねぶたの家 ワ・ラッセで跳人体験をしたり。ちょうどその頃世の中は羽田で起きた日本航空516便衝突炎上事故で騒然となってたんだけど、呑気なものでした。青森駅付近綺麗で良い感じだったのでまた観光したい、夏がいいかな〜。

 

1月4日

テレビで今年の運勢ランキングを発表していて、おうし座A型が1位だった。私や母、友人がそうなので教えて回って一緒に勝利を確信しあった。なんでも「大きな野望を達成できる。欲しい物が全て手に入る最高の1年」とのこと。最高ですか?最高です!令和の福永法源として頑張ります。

 

1月5日

友人が取ってくれたチケットでTravis Japanの横アリ公演へ。もうこの先無いんじゃないの?というくらいの神席で友人の日頃の行いに感謝。一応ツアー終わってないので決して多くを語らない(ALIVE)ですが七五三掛龍也さん美しかったです。

ライブ終わりロイホで久しぶりに友人と話をできたのも良かった。友達大事妖怪ウォッチロイホの林檎のパフェヤバい美味いよ!!

 

1月6日

父とPERFECT DAYSを鑑賞。世界を美化しすぎていると思うけどいい映画だった、ファンタジー。こんなおしゃれで高潔な魂を持ったジジイがいるわけねーだろ。

役所広司すごかった。ラストの表情は映画史に残るんじゃないか?

日々って木漏れ日だったのか~という気付きもあり。どちらも一期一会なんだね。

「何も変わらないなんてあるわけない」みたいなセリフグッときたな…人と人が交わったら何も変わらないことないよなあ。毎日木漏れ日を見つめてる人が実感を伴って放つ言葉だから、実際に見て影が濃くなっていないように見えてもそれを超えてくるっていうか。事実だけが重要じゃないことってあると思います。

あと「世界は繋がってるように見えるけど交わらない世界もある」みたいなセリフは「そんなはずないよ…同じ地球に住んでるんだから…」と思ったけど、鑑賞後ニュース聞いてたら世界の色んなとこで壁が出来てる(移民を来ないようにしたり、ペルーでは富裕層と貧困層を分けてるらしい😭)って言ってて、そういうの踏まえるとそう思っちゃうかも…て思った。分断こわい。

無職の時「ただ生きてるだけだったら世界は美しいなあ」と思ったんだけど、人と人との交わりの中にも美しさはあるよね、と思い直した。

 

1月7日

余ったかぼちゃと餅でかぼちゃしるこを作ったら良い出来で満足。

キュビスム展を鑑賞。ものすごく良かった。知ってるようで知らないキュビスムの歴史をさらえて、展示数も多かったし大満足。シャガールキュビスムの影響を受けていたとは。

以前山口晃の展示を観た時に、画家がどのような視点で対象を観察し描いているのかを分析した文章があったんだけど、それによるとキュビスムに影響を与えたセザンヌの視点は、キュビスムのものとはまったく異なるらしい。なんでもキュビスムは「物に迫ってから単純化する」という手法、セザンヌは「物に迫らぬよう寸止めする」という手法らしい。山口晃ピカソやブラックがセザンヌを誤読した結果キュビスムが生まれた、みたいなことを言っていた。私にはその話難しくてあんまり理解できなかったけど…それでも今まで見たものと今回キュビスム展で見たものが繋がった感じがして気持ちよかった。進研ゼミでやったやつ!みたいな。たくさん展示観るとそういう点と点が線になる感覚があっていいね。でももっと勉強したい〜

その後友人との新年会で日暮里のザクロへ。有名店で気になっていてやっと行けた。

食べきれないコースという、通常オーダーすると7,000円分くらいのメニューが2,200円で食べれるコースを注文したんだけど、ほぼフードファイトだった。草彅くんもびっくり。最後の方何もしゃべれなくなりながら腹十二分目まで食べた。帰る時腹が邪魔でなかなか立ち上がれなくて引いた。どのメニューもものすごく美味しかった。名物店主が我々の写真を撮ってくれた時におまけで撮影してくれた店主の足↓

二次会としてサイゼに移動。ザクロの健康的で栄養たっぷりの料理のおかげか、3人でマグナム2本デカンタ2杯くらい飲んだんだけどあんまり酔わなくてみんなで「???」になった。腹十二分目まで食べると人間はアルコールを吸収しないようです。人間29年目にしてやっとの気付き。

新年会ということでそれぞれの抱負を設定したり、今後の運勢を私が持ってきたタロットカードで占ったりした。私は「セフレを作ってみたいけどどうすればいいですか?」とカードに問うたら、過去に悪魔、結果に力が出てきて「欲望に精神力で打ち勝て」としか読めなくてダメでした。今後も一般的な規範に従って生きます。

去年母に「まあ結婚しない人生もアリだよね…」みたいなこと言われてほっとしたんだけど、友人にも「まあ結婚しないと思うけど…」と言われ、みんなに諦められてて安心しました。つらいことがあってもファンタジーマッサージで乗り切るよ。とりあえず春までに寿司桶とか寿司下駄とか刺身包丁を買って年末には寿司職人になります。

 

1月8日

友人とクリスマス、新年会、成人祝いを合体したキメラみたいな会を開催。成人祝いは言ってるだけでしなかったけど。チキンを焼く、ケーキを作る、プレゼント交換、お菓子の家を作ってあさま山荘のように破壊、餅をつく、書き初めなど思いつく限りのことをした。

ここ何年かは同じメンツでこのような遊びをしているけど、いつも遊んでくれる友達がいるってほんと幸せですよね。噛み締めた。

 

1月13日

友人と和食展へ行ったあと和食を食べる新年会を実施。展示はゆっくりじっくりおしゃべりしながら観て回っていたらいつの間にか3時間が経っており驚愕。大変濃い内容だった。すべての食材が人間の営みのもと私の体内に取り込まれているかと思うと感動を覚える。これまでの人類の歴史ごと体に取り込まれているような。食べるって素晴らしい。人間ってすごすぎる。

鑑賞後は金沢まいもん寿司へ。展示の影響をモロに受けすぎちゃって、つみれ汁を飲んでる時、味噌と出汁とわかめの旨みが胸に沁みてきちゃった。日本の食文化にプライド感じちゃった。すごくいい日だった。

 

1月14日

友人とビブグルマンにも選出されている「江戸蕎麦 ほそ川」でランチ。キッチンとホール(恐らく)ひとりずつという鬼のような体制で店を回していたので集合から食べるまで2時間半くらいかかった。「ガラスの仮面熱出るほどおもしろい」みたいな白熱した会話を繰り広げたおかげでそこまで苦痛ではなかったけど。友達大事妖怪ウォッチ。バカでかい穴子の天ぷらと初めて食べて衝撃を受けたにんじんの天ぷら、完飲せざるを得ないやさしいつゆ…美味かった。

その後両国国技館へ移動し、大相撲一月場所をマス席で鑑賞。マス席で取り組みを観るのは初めてで、応援うちわやパンフレットを買って気合い十分で観戦した。生で観る力士はデカくて迫力があり、NHKの冷静な解説ではなく観客たちの熱のこもった会話を聞きながら観られるのは現地ならではの楽しみだなと感じた。友人と顔はめパネルで写真を撮りあって、エンタメ要素も満点だった。グッズもかわいかった。また行きたい。

観戦後友人たちと別れ、下北沢に移動し藤井洋平のワンマンライブへ。ずっとライブに行きたいと思っていたけど全然リリースもライブも無く、昨年10月やっとスカートとのツーマンを観れた洋平ちゃん。その時のライブがめちゃ良くて新譜のExtasyも素晴らしくて、絶対ワンマン行かなきゃ〜〜〜と思ってたので無茶なスケジュールだったけど行った!ほんと行って良かった。洋平ちゃんはスターだった。バンドも良くて…なんか色気がすごいんだよな…。光永渉さんが本当にかっこよくて…前回好きかもしれないと思ったけど今回確信に変わった。DJでcero髙城さんも来ててちょこちょこ野次ってておもろかった。気付いたんだけどcero観に行けば光永渉さんも小田朋美さんも観られるよね?今年ceroのライブ行こ。

 

1月20日

『モネ 連作の情景展』へ。まあ行っとかないとねという気持ちもあり日時指定で予定をねじ込んだ。ウォータールー橋の連作が素晴らしすぎた。しかしこれでチケット3,000円もするのか…みたいなところはあった。筆触分割(印象派の技法で、色を混ぜ合わせず単体で描き、見る側の知覚によって混合色を形成するもの)の解説を読んでいて、食べる側が口の中で主食やおかずを混ぜ合わせる和食の口内調味と似ていると思った。だから日本人は印象派絵画が好きなのでは?五感の使い方は繋がってそうだし。とか考えた。知らんけど。

友人と落ち合い赤坂の韓国料理「チョンソル」でランチ。信じ難いのだが24時間営業らしい。すべてが美味かったが、牡蠣のキムチと一緒にサンチュで包んで食べるポッサムが白眉だった。めちゃくちゃ美味い〜!そして量がすごいのに意味わかんないくらい安い。友人がお子を連れてきてくれており、北海道土産のロイズのチョコレートバーをあげたら懸命に食べており子供でも美味しさがわかるのだな…と謎に誇らしい気持ちに。

友人と別れ、渋谷に移動。映画までの待ち時間を利用して久しぶりにタワレコをぶらぶらする。なんとなくバンド名だけ聞いたことがあったCHO CO PA CO CHO CO QUIN QUINの1stのフィジカルが発売されており、「細野晴臣トロピカル三部作が好きなら聴け」というPOPを見て「好きですね」と思いサブスクで聴くという複雑な行動をとった。とても良かった。時々でもちゃんとレコ屋行った方がいいと思ったし、できればちゃんと買い物しないとなと反省。

ユーロスペースで『枯れ葉』を鑑賞。アキ・カウリスマキ作品を初めて観たが、ずっと画がかっこいいし、音楽の使い方もかっこいい。戦争の世の中だから、愛が必要なのかもしれませんね。人類讃歌だなーと感じた。世のすべての人に、人を愛する余裕のある生活がもたらされますように。あと犬がすこぶるかわいい。

「男は全部同じ鋳型で作られててしかも全部壊れている」みたいなセリフウケた。まあ男性監督がそれ言わせるのはちょい気になるけどね、「そんなこと言ってもなんの言い訳にもなりませんけど」という意味で。俺は面倒くさいことを進んで言っていくよ。

 

1月21日

昨年酔っ払った勢いでLINEを交換した男性とサンシャイン水族館に行った。お酒って怖いね。普段恋愛の無い国で生きているので、先月この人と2人で会った時、親しくない男性とサシで出かけるの8年ぶりだということに気がついた。時の流れって怖いね。シングルでいることが普通になりすぎていてなぜシングルでいるのかさえわからなくなっていた節があるが、選択的にシングルとしてやっていくことについて考え直すいいきっかけになった。水族館はヨガをするアシカとかがいて可愛かったです。

 

1月22日

仕事終わりにシアター・イメージフォーラムへ向かい、『裁かるゝジャンヌ』を鑑賞。数日前にドライヤー特集をやっているのを知って急遽予定を入れた。大学時代に映画のゼミに入っていたのでドライヤー作品は一度は観ないと、と思っていたものの今回が初めてだった。凄かった…モノクロでサイレントなのに?だからこそ?の緊張感と絶望感…表情から感じるものってこんなにあるんだ…観られて良かった。

帰ったら家族が妹の誕生日を祝うためデリバリーのインドカレーとホールケーキを食べていたので混ざる。もうこのメニューはもたれるよ…妹おめでとう。

 

1月28日

夜にライブを観るので横浜で1日過ごした。

ランチはドラゴン酒家でコンビーフ炒飯を注文。以前の勤め先で知り合った方がチャーハンインスタグラマーをやっており、マツコの知らない世界に出演した際このメニューを紹介していてずっと気になっていた。コンビーフの脂の旨みがチャーハンに溶け込んでとても美味しかった。店員さんが炒飯協会のTシャツを着てて癒着を感じた。

T・ジョイ横浜で『カラオケ行こ!』を鑑賞。漫画原作の実写化として満点ではないですか?完璧だと感じた。映画映えするシーンを追加しつつ、原作を毀損することもない良い実写化だった。ちゃんとした脚本家とちゃんとした監督で撮ってくれてほんとありがとうな…。あんたら仕事が丁寧だよ。原作からそうなんだけど、狂児が歌う曲が私の好きな曲ばかりでありがたい。エンディング曲これにしようって考えた人天才すぎますね。映画のおかげで妄想が深まったシーンとかも個人的にはあり…ぜひ続編も同じメンツでよろしくお願いします…

ファミレス行こ。ということでロイヤルホストで苺のショートケーキ仕立てを食べて時間を潰す。林檎のパフェにも使われていたキャラメルアイスの苦みが効いていて美味い。生クリームがあまりにも美味すぎる。あと紫色の服着た女性客が私を含め3人くらいいてみんなベイベだった可能性がある。

恐らく5年以上ぶり?に岡村靖幸のDATEに行ってきた。岡村ちゃんかっこよすぎて…お変わりなく、というか以前にも増してかっこよくなってないか!?表情とかもわかるくらいわりと前の方で観られたんだけど、登場して顔見たらもう「ギャ〜〜〜!!!」でした…ダンスのキレも声の出方ももうすぐ還暦とは思えず。3回くらいお色直しもあって眼福でございました。あとセトリが最高!!!好きな曲聴けてめちゃ嬉しかった。踊り狂って暑かった…3時間くらい踊って脚が棒になった。

テンションが上がり歌わないと気が済まなくなってしまったので最寄り駅で1時間40分ひとりカラオケして声がガラガラになった。どこにこんな体力あったんだ…

 

2月は予定はあんまり入ってないけど映画館で観たい映画がだいたい十個くらいあって(控えめなハイウェイ)、仕事も忙しくなりそうなんで結果せわしないかもしれない〜また感想とか書くぞ〜

2023年5月24日(水)

 

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たくさん寝てるのにだりぃ〜腰が痛くて肉体が終わっている

自分をあやすためにサーティワンアイスクリームを食べた🍨

ceroの新譜気になるけど、じっくり聴きたいなと思ったらなかなか聴けない!色んなものに対してこの状態になっちゃってて何も鑑賞できてないんだけど…とりあえず流すしかないのか…

今日良かったことはラヴィットに花*花が出てたことです