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上の妹と父といっしょに『鎌倉殿の十三人』のドラマ館に行くため、新幹線と伊豆箱根鉄道を利用して韮山に行った。

久しぶりにいずっぱこに乗り、『ごめんね青春』を思い出してテンションが上がる。
『鎌倉殿〜』にかけて、『伊豆箱根の十三人』という広告を打っているようだった。集客がんばれ〜!

ドラマ館は入場列ができていたが、スタッフの人が「中は小さい展示になっていま〜す」と言う通りこじんまりとしていた。大泉洋など出演者のパネルの写真を撮ったりして後にした。

ドラマ館の建物以外に駅前にほとんど建物がなく、ちょっと驚くくらい自然豊かだった。畑とビニールハウスが主で、地方出身者が言うのもなんだけど、けっこうな田舎だった。これだけ田舎だと、匂いくらいは鎌倉時代と変わらないのではないかと思う場所もあった。

レンタサイクルを借りて、北条義時源頼朝ゆかりの地に行くことにした。
小雨も降り始める中、大の大人3人がチャリで爆走する様はちょっとシュールでおかしかった。
守山公園に展望台があるようだったので、丸太でできた階段もどきがついている鬱蒼とした山道を登るも、歩けど歩けどたどり着かないので力尽き、途中で諦めた。思いがけず生半可な気持ちでは登れないガチ登山に出くわした。

駅前に戻り、昼食は『ひよしや』という喫茶店で食べた。このお店が本当、あざとさゼロで心をグッと掴んでくるようなお店だった。
昭和感がすごくて、「東京から少し遠出したらこの雰囲気残ってんだ…みんな不純喫茶とか行ってないで都会から出ろ」と思った。(不純喫茶という言葉使いたいだけ)
BGMは『シスコはロックシティ』『Don't Answer Me』などオールディーズなロックや松田聖子、新田恵利などでツボだった。
コロッケ唐揚定食を注文すると、唐揚はからあげクンみたいな感じなのになぜか味噌汁がかに汁だったり、コーヒーはサイフォンで淹れたり(たぶんこだわりでなく設備がそれしかない)していて、そのアンバランスな感じが推せる…作為的な部分が全然無くて、人間でこんな人いたらすぐ好きになっちゃうだろうなと思った。

大仁まで移動し、百笑の湯というスーパー銭湯に行った。
韓国式の激熱サウナがあり、2回転くらいで整って気持ちが良かった。

帰りは雨が降っていて肌寒く、サウナの熱が一瞬で消え去った。

新幹線で品川へ帰るも、品川は日曜に営業しているいい感じの店がほとんどなく、蒲田へ移動し『手しおごはん玄』というお店に入った。
店内はなぜかUHBonちゃんがキャラクターのあの局)の北海道ローカルニュースが流れていた。知床観光船のニュースに釘付けになった。
ミックスフライ定食はトマトソースが添えてあり、これが揚げ物によく合って美味しかった。チェーンのようなので今後も利用したい。

翌日は朝早起きする必要があったため、早めに就寝した。