2024年1月

(ダラダラ長いです)

今年はブログを更新したいという気持ちがあったのにいつの間にか置き去りになっていた!とりあえず書くよ!

1月は遊びに遊びまくっていて予定が無い土日が1月27日のみだった。せっかく時間があったのに、まちがって2個手に入ってしまったチェキの一方をメルカリに出したりヤーレンズに思いを馳せたり『不適切にもほどがある!』1話を観たりしていたら1日が終わりました。意義はあったと思います、メルカリ売れたし。

ついては1月あったことと感じたことを述べることとしますね。

 

1月1日〜3日

地元北海道に帰省。大晦日に体験施設で教えてもらった寿司の握り方を反芻しながら「今年は寿司職人としてやっていこうと思う」と決意を固めた。

毛ガニ食って花咲ガニ食ってタラバガニ食って牡蠣食って寿司食って道産黒毛和牛のすき焼き食って。このために毎年命をすり減らしてるなと感じる。初詣で大吉ひいたし年賀状も納得できるモチーフのものを描けたんで幸先がいい。

とか思ってたら能登半島地震が起きちゃって。今年はフェリーと深夜バスを使っての帰省という体力バカコースだったんだけど、帰りのフェリーが欠航になった。代わりに新幹線で青森まで行って「絶対に全旅程を新幹線にした方がいいな」と悟る。青森県出身の友人に教えてもらった喫茶店ザッハトルテを食べたり、ねぶたの家 ワ・ラッセで跳人体験をしたり。ちょうどその頃世の中は羽田で起きた日本航空516便衝突炎上事故で騒然となってたんだけど、呑気なものでした。青森駅付近綺麗で良い感じだったのでまた観光したい、夏がいいかな〜。

 

1月4日

テレビで今年の運勢ランキングを発表していて、おうし座A型が1位だった。私や母、友人がそうなので教えて回って一緒に勝利を確信しあった。なんでも「大きな野望を達成できる。欲しい物が全て手に入る最高の1年」とのこと。最高ですか?最高です!令和の福永法源として頑張ります。

 

1月5日

友人が取ってくれたチケットでTravis Japanの横アリ公演へ。もうこの先無いんじゃないの?というくらいの神席で友人の日頃の行いに感謝。一応ツアー終わってないので決して多くを語らない(ALIVE)ですが七五三掛龍也さん美しかったです。

ライブ終わりロイホで久しぶりに友人と話をできたのも良かった。友達大事妖怪ウォッチロイホの林檎のパフェヤバい美味いよ!!

 

1月6日

父とPERFECT DAYSを鑑賞。世界を美化しすぎていると思うけどいい映画だった、ファンタジー。こんなおしゃれで高潔な魂を持ったジジイがいるわけねーだろ。

役所広司すごかった。ラストの表情は映画史に残るんじゃないか?

日々って木漏れ日だったのか~という気付きもあり。どちらも一期一会なんだね。

「何も変わらないなんてあるわけない」みたいなセリフグッときたな…人と人が交わったら何も変わらないことないよなあ。毎日木漏れ日を見つめてる人が実感を伴って放つ言葉だから、実際に見て影が濃くなっていないように見えてもそれを超えてくるっていうか。事実だけが重要じゃないことってあると思います。

あと「世界は繋がってるように見えるけど交わらない世界もある」みたいなセリフは「そんなはずないよ…同じ地球に住んでるんだから…」と思ったけど、鑑賞後ニュース聞いてたら世界の色んなとこで壁が出来てる(移民を来ないようにしたり、ペルーでは富裕層と貧困層を分けてるらしい😭)って言ってて、そういうの踏まえるとそう思っちゃうかも…て思った。分断こわい。

無職の時「ただ生きてるだけだったら世界は美しいなあ」と思ったんだけど、人と人との交わりの中にも美しさはあるよね、と思い直した。

 

1月7日

余ったかぼちゃと餅でかぼちゃしるこを作ったら良い出来で満足。

キュビスム展を鑑賞。ものすごく良かった。知ってるようで知らないキュビスムの歴史をさらえて、展示数も多かったし大満足。シャガールキュビスムの影響を受けていたとは。

以前山口晃の展示を観た時に、画家がどのような視点で対象を観察し描いているのかを分析した文章があったんだけど、それによるとキュビスムに影響を与えたセザンヌの視点は、キュビスムのものとはまったく異なるらしい。なんでもキュビスムは「物に迫ってから単純化する」という手法、セザンヌは「物に迫らぬよう寸止めする」という手法らしい。山口晃ピカソやブラックがセザンヌを誤読した結果キュビスムが生まれた、みたいなことを言っていた。私にはその話難しくてあんまり理解できなかったけど…それでも今まで見たものと今回キュビスム展で見たものが繋がった感じがして気持ちよかった。進研ゼミでやったやつ!みたいな。たくさん展示観るとそういう点と点が線になる感覚があっていいね。でももっと勉強したい〜

その後友人との新年会で日暮里のザクロへ。有名店で気になっていてやっと行けた。

食べきれないコースという、通常オーダーすると7,000円分くらいのメニューが2,200円で食べれるコースを注文したんだけど、ほぼフードファイトだった。草彅くんもびっくり。最後の方何もしゃべれなくなりながら腹十二分目まで食べた。帰る時腹が邪魔でなかなか立ち上がれなくて引いた。どのメニューもものすごく美味しかった。名物店主が我々の写真を撮ってくれた時におまけで撮影してくれた店主の足↓

二次会としてサイゼに移動。ザクロの健康的で栄養たっぷりの料理のおかげか、3人でマグナム2本デカンタ2杯くらい飲んだんだけどあんまり酔わなくてみんなで「???」になった。腹十二分目まで食べると人間はアルコールを吸収しないようです。人間29年目にしてやっとの気付き。

新年会ということでそれぞれの抱負を設定したり、今後の運勢を私が持ってきたタロットカードで占ったりした。私は「セフレを作ってみたいけどどうすればいいですか?」とカードに問うたら、過去に悪魔、結果に力が出てきて「欲望に精神力で打ち勝て」としか読めなくてダメでした。今後も一般的な規範に従って生きます。

去年母に「まあ結婚しない人生もアリだよね…」みたいなこと言われてほっとしたんだけど、友人にも「まあ結婚しないと思うけど…」と言われ、みんなに諦められてて安心しました。つらいことがあってもファンタジーマッサージで乗り切るよ。とりあえず春までに寿司桶とか寿司下駄とか刺身包丁を買って年末には寿司職人になります。

 

1月8日

友人とクリスマス、新年会、成人祝いを合体したキメラみたいな会を開催。成人祝いは言ってるだけでしなかったけど。チキンを焼く、ケーキを作る、プレゼント交換、お菓子の家を作ってあさま山荘のように破壊、餅をつく、書き初めなど思いつく限りのことをした。

ここ何年かは同じメンツでこのような遊びをしているけど、いつも遊んでくれる友達がいるってほんと幸せですよね。噛み締めた。

 

1月13日

友人と和食展へ行ったあと和食を食べる新年会を実施。展示はゆっくりじっくりおしゃべりしながら観て回っていたらいつの間にか3時間が経っており驚愕。大変濃い内容だった。すべての食材が人間の営みのもと私の体内に取り込まれているかと思うと感動を覚える。これまでの人類の歴史ごと体に取り込まれているような。食べるって素晴らしい。人間ってすごすぎる。

鑑賞後は金沢まいもん寿司へ。展示の影響をモロに受けすぎちゃって、つみれ汁を飲んでる時、味噌と出汁とわかめの旨みが胸に沁みてきちゃった。日本の食文化にプライド感じちゃった。すごくいい日だった。

 

1月14日

友人とビブグルマンにも選出されている「江戸蕎麦 ほそ川」でランチ。キッチンとホール(恐らく)ひとりずつという鬼のような体制で店を回していたので集合から食べるまで2時間半くらいかかった。「ガラスの仮面熱出るほどおもしろい」みたいな白熱した会話を繰り広げたおかげでそこまで苦痛ではなかったけど。友達大事妖怪ウォッチ。バカでかい穴子の天ぷらと初めて食べて衝撃を受けたにんじんの天ぷら、完飲せざるを得ないやさしいつゆ…美味かった。

その後両国国技館へ移動し、大相撲一月場所をマス席で鑑賞。マス席で取り組みを観るのは初めてで、応援うちわやパンフレットを買って気合い十分で観戦した。生で観る力士はデカくて迫力があり、NHKの冷静な解説ではなく観客たちの熱のこもった会話を聞きながら観られるのは現地ならではの楽しみだなと感じた。友人と顔はめパネルで写真を撮りあって、エンタメ要素も満点だった。グッズもかわいかった。また行きたい。

観戦後友人たちと別れ、下北沢に移動し藤井洋平のワンマンライブへ。ずっとライブに行きたいと思っていたけど全然リリースもライブも無く、昨年10月やっとスカートとのツーマンを観れた洋平ちゃん。その時のライブがめちゃ良くて新譜のExtasyも素晴らしくて、絶対ワンマン行かなきゃ〜〜〜と思ってたので無茶なスケジュールだったけど行った!ほんと行って良かった。洋平ちゃんはスターだった。バンドも良くて…なんか色気がすごいんだよな…。光永渉さんが本当にかっこよくて…前回好きかもしれないと思ったけど今回確信に変わった。DJでcero髙城さんも来ててちょこちょこ野次ってておもろかった。気付いたんだけどcero観に行けば光永渉さんも小田朋美さんも観られるよね?今年ceroのライブ行こ。

 

1月20日

『モネ 連作の情景展』へ。まあ行っとかないとねという気持ちもあり日時指定で予定をねじ込んだ。ウォータールー橋の連作が素晴らしすぎた。しかしこれでチケット3,000円もするのか…みたいなところはあった。筆触分割(印象派の技法で、色を混ぜ合わせず単体で描き、見る側の知覚によって混合色を形成するもの)の解説を読んでいて、食べる側が口の中で主食やおかずを混ぜ合わせる和食の口内調味と似ていると思った。だから日本人は印象派絵画が好きなのでは?五感の使い方は繋がってそうだし。とか考えた。知らんけど。

友人と落ち合い赤坂の韓国料理「チョンソル」でランチ。信じ難いのだが24時間営業らしい。すべてが美味かったが、牡蠣のキムチと一緒にサンチュで包んで食べるポッサムが白眉だった。めちゃくちゃ美味い〜!そして量がすごいのに意味わかんないくらい安い。友人がお子を連れてきてくれており、北海道土産のロイズのチョコレートバーをあげたら懸命に食べており子供でも美味しさがわかるのだな…と謎に誇らしい気持ちに。

友人と別れ、渋谷に移動。映画までの待ち時間を利用して久しぶりにタワレコをぶらぶらする。なんとなくバンド名だけ聞いたことがあったCHO CO PA CO CHO CO QUIN QUINの1stのフィジカルが発売されており、「細野晴臣トロピカル三部作が好きなら聴け」というPOPを見て「好きですね」と思いサブスクで聴くという複雑な行動をとった。とても良かった。時々でもちゃんとレコ屋行った方がいいと思ったし、できればちゃんと買い物しないとなと反省。

ユーロスペースで『枯れ葉』を鑑賞。アキ・カウリスマキ作品を初めて観たが、ずっと画がかっこいいし、音楽の使い方もかっこいい。戦争の世の中だから、愛が必要なのかもしれませんね。人類讃歌だなーと感じた。世のすべての人に、人を愛する余裕のある生活がもたらされますように。あと犬がすこぶるかわいい。

「男は全部同じ鋳型で作られててしかも全部壊れている」みたいなセリフウケた。まあ男性監督がそれ言わせるのはちょい気になるけどね、「そんなこと言ってもなんの言い訳にもなりませんけど」という意味で。俺は面倒くさいことを進んで言っていくよ。

 

1月21日

昨年酔っ払った勢いでLINEを交換した男性とサンシャイン水族館に行った。お酒って怖いね。普段恋愛の無い国で生きているので、先月この人と2人で会った時、親しくない男性とサシで出かけるの8年ぶりだということに気がついた。時の流れって怖いね。シングルでいることが普通になりすぎていてなぜシングルでいるのかさえわからなくなっていた節があるが、選択的にシングルとしてやっていくことについて考え直すいいきっかけになった。水族館はヨガをするアシカとかがいて可愛かったです。

 

1月22日

仕事終わりにシアター・イメージフォーラムへ向かい、『裁かるゝジャンヌ』を鑑賞。数日前にドライヤー特集をやっているのを知って急遽予定を入れた。大学時代に映画のゼミに入っていたのでドライヤー作品は一度は観ないと、と思っていたものの今回が初めてだった。凄かった…モノクロでサイレントなのに?だからこそ?の緊張感と絶望感…表情から感じるものってこんなにあるんだ…観られて良かった。

帰ったら家族が妹の誕生日を祝うためデリバリーのインドカレーとホールケーキを食べていたので混ざる。もうこのメニューはもたれるよ…妹おめでとう。

 

1月28日

夜にライブを観るので横浜で1日過ごした。

ランチはドラゴン酒家でコンビーフ炒飯を注文。以前の勤め先で知り合った方がチャーハンインスタグラマーをやっており、マツコの知らない世界に出演した際このメニューを紹介していてずっと気になっていた。コンビーフの脂の旨みがチャーハンに溶け込んでとても美味しかった。店員さんが炒飯協会のTシャツを着てて癒着を感じた。

T・ジョイ横浜で『カラオケ行こ!』を鑑賞。漫画原作の実写化として満点ではないですか?完璧だと感じた。映画映えするシーンを追加しつつ、原作を毀損することもない良い実写化だった。ちゃんとした脚本家とちゃんとした監督で撮ってくれてほんとありがとうな…。あんたら仕事が丁寧だよ。原作からそうなんだけど、狂児が歌う曲が私の好きな曲ばかりでありがたい。エンディング曲これにしようって考えた人天才すぎますね。映画のおかげで妄想が深まったシーンとかも個人的にはあり…ぜひ続編も同じメンツでよろしくお願いします…

ファミレス行こ。ということでロイヤルホストで苺のショートケーキ仕立てを食べて時間を潰す。林檎のパフェにも使われていたキャラメルアイスの苦みが効いていて美味い。生クリームがあまりにも美味すぎる。あと紫色の服着た女性客が私を含め3人くらいいてみんなベイベだった可能性がある。

恐らく5年以上ぶり?に岡村靖幸のDATEに行ってきた。岡村ちゃんかっこよすぎて…お変わりなく、というか以前にも増してかっこよくなってないか!?表情とかもわかるくらいわりと前の方で観られたんだけど、登場して顔見たらもう「ギャ〜〜〜!!!」でした…ダンスのキレも声の出方ももうすぐ還暦とは思えず。3回くらいお色直しもあって眼福でございました。あとセトリが最高!!!好きな曲聴けてめちゃ嬉しかった。踊り狂って暑かった…3時間くらい踊って脚が棒になった。

テンションが上がり歌わないと気が済まなくなってしまったので最寄り駅で1時間40分ひとりカラオケして声がガラガラになった。どこにこんな体力あったんだ…

 

2月は予定はあんまり入ってないけど映画館で観たい映画がだいたい十個くらいあって(控えめなハイウェイ)、仕事も忙しくなりそうなんで結果せわしないかもしれない〜また感想とか書くぞ〜